憂鬱な頭痛はあってほしくないもの。でも美容や健康に良かれと思ってしていた行動が頭痛を引き起こしていることがあるかもしれないって知っていましたか?

偏頭痛のメカニズムをチェック

主な慢性頭痛には偏頭痛と緊張性頭痛があります。偏頭痛は血管の拡張によって起こる頭痛発作のことをいいます。入浴や運動のあと、辛い物を食べたあとなどに頻繁に頭痛が起こりやすい人は偏頭痛の発作が起こりやすいと自覚しておくと対策がしやすいです。入浴や運動のほかにも、貧血やストレスによる頭痛も偏頭痛に分類されます。精神安定を促す作用のあるセロトニンですが、ストレスが加わるとセロトニンが一時的に大量放出されて血管が一気に収縮します。しかしいつまでもセロトニンは分泌されないので、今度は大量放出されたぶんセロトニンは一気に減少してしまいます。その結果、血管を収縮させていた作用が無くなり、血管は拡張します。この時に偏頭痛が起こるというわけ。

偏頭痛を誘う美容には良いとされるNG行動

□キレイのためのチョコレート

チョコレートやココアに含まれるカカオポリフェノールには血管を拡張させる効果があるため、偏頭痛を誘う可能性があります。チョコレートは一かけだけにしたり、頭痛の予兆があるときには食べるのを控えましょう。

□癒しのコーヒーブレイク

コーヒーには血管収縮作用のあるカフェインが多く含まれているため、頭痛の時に飲むと良いとされていますが、カフェイン中毒になるほど常用するのは良くありません。効果が薄れて頭痛に効かないばかりか、本来コーヒーから得られるはずのマグネシウムが尿と一緒に排出されてしまい、マグネシウム不足で偏頭痛を引き起こします。

□美容のための辛い物ダイエット

トウガラシなどの辛い物やシナモンには血流改善効果があるので、美容や冷え性にはおすすめですが、血管拡張効果によって偏頭痛が起こる可能性があります。これらのスパイスは香りにも効果があり、香りだけで頭痛を引き起こすことも。

□デトックスのための半身浴

入浴にはストレスを緩和する効果があり、半身浴は体を芯から温めデトックス効果もありますが、体が温まりすぎると血管が拡張するため偏頭痛を誘発する可能性があります。長風呂で頭痛が起こりやすい人は、入浴は長引かせずに足湯にしてみるとか反復浴にしてみるなど工夫してみましょう。タオルなどでこめかみや首の後ろを冷やすのも効果的です。

これらの習慣は偏頭痛を起こしやすいとされていますが、すべて美容や健康にも良い習慣でもあります。偏頭痛の原因には個人差があるので、自分の場合どんなタイミングや食事で頭痛が起こりやすいかを把握する努力をしましょう。


writer:しゃけごはん