食中毒というと食べものが腐りやすい夏!と思っているあなた。実はウイルス性の食中毒は冬の寒い時期に多く起こっているのです。その代表が「ノロウイルス」。ノロウイルスの感染経路や予防法、注意しなければならない食べものについて知っておきましょう。

ノロウイルスの原因になる二枚貝

ウイルス性の食中毒の原因になる食品の代表的なものは牡蠣、しじみ、あさりなどの二枚貝。ヒトからまたは、食事をした器などから感染することがあります。予防するためには、外出から戻ったときやトイレ後は必ず石けんで手を洗いましょう。指の間や爪の中などもしっかり洗う必要があります。また、料理を作るときには念入りに手洗いをしてください。二枚貝はもちろん、生食用でない魚は、中心部まで85度以上の加熱をしてください。調理器具は使った後は消毒して菌の発生を防ぎます。体の抵抗力が弱まるとウイルス感染しやすくなります。日頃から栄養を摂り、運動をして体を鍛えておきましょう。

気になるノロウイルスの症状とは?

症状は吐き気、下痢、嘔吐、腹痛など。これらの症状が出た場合は、ノロウイルスを疑って、水分と栄養分の補給につとめましょう。感染が認められた場合は、便や吐しゃ物などに触れないようにし、処理するときはマスクやビニール手袋などを装着して行います。ビニール袋などに処理したものを入れてしっかり口を閉めますが、念のため消毒液もかけておきましょう。手袋をしていても、処理後は丁寧に手を洗い、消毒しておくのが無難です。

ノロウイルス撃退する食事

抗菌作用のある食品といえば、梅干し、ハーブやスパイス、ねぎやしょうがなどの薬味が挙げられます。腸を活性化させて腸内環境を整えるためには、ヨーグルトやオリゴ糖などを摂るとよいでしょう。偏った食事にならないように、さまざまな栄養素をバランスよく摂ることによってノロウイルスが撃退できます。抵抗力をつける食事を心がけましょう。


writer:松尾真佐代