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オールアバウトとインテルは、20代〜50代の映画好きの男性2,000名に対し、SF映画に出てくる未来の技術に対する実現意向調査を共同で実施し、結果を発表した。

それによると、1位は公開30周年を迎え再び注目される「バック・トゥー・ザ・フューチャー」などに登場する「空中走行型の乗り物」だった。

1位の空中走行型の乗り物を挙げた回答者は56.2%に上り、唯一の過半数。以下、2015年に続編が公開となる「スター・ウォーズ」で人気の「多言語翻訳機能付きロボット」(40.6%)、「アイアンマン」や「マイノリティ・リポート」などに登場する「空中に映像・写真を投影するプロジェクター」(39.5%)が続く。

その使い道を問うと、いずれも「仕事で使いたい」「時間を節約したい」「日常をより快適にしたい」など、SF映画で見た技術を使って仕事や日常の効率を上げたいとの回答が目立ったという。

では、これらの中で実現が可能なものはあるのか?

これについて、インテル広報室の荒木義満室長は、以下のようのコメントしている。

「最も私たちの生活に浸透しつつある技術は第4位の『ディスプレイに触れずにデバイスを操作する技術』です。最新のCPU、第6世代インテル Coreプロセッサーを搭載したPCなどに採用されている3Dカメラ技術「インテル RealSense テクノロジー」(以下「Real Sense」)は、フルHD解像度に対応したカメラと、非常に高精度の深度センサーを組み合わせており、PCのフロントカメラに顔を向けるだけで、瞬時にPCへのサインインを可能にする顔認証機能に対応しています。またフロントカメラに映した対象物の奥行きを推測するほか、人の動作を追跡するため、マウスやスクリーンに触れずに、ジェスチャーや顔の表情でPC画面内のアプリケーションを操作することが可能になっています」

「第2位の『多言語翻訳機能付きロボット』の鍵となるのは音声認識技術になります。今日開発されている音声認識技術は非常に高精度で、すでに携帯をはじめ様々な端末に搭載されており、その技術を活用した翻訳サービスも多く存在します。しかし口語への対応や、認識するスピード、周辺ノイズと多人数の同時会話の聞き取りなど課題も多く、実用化するにはもう少し時間がかかると考えられます」

「第3位の『空中に映像・写真を投影する技術』は、AI(エアリアルイメージング)と呼ばれる空中に映像を表示するプレートが開発され、昨年「CEATEC JAPAN 2014」で展示され話題になりました。これに近いもので、透過型の液晶ディスプレイやスクリーンを用いて投影する技術はコンサートなどの舞台演出として実用化されています。この技術を応用した3D映像での人物再現技術はこの技術を応用したもので、コンサート他、ディスプレイ広告など様々なシーンで取り入れられています。また、透過した対物レンズへの投影技術は、個人レベルの研究も注目されており、今後に大きな期待が寄せられています」

「他にも、第8位に挙がった『ミッション:インポッシブル』などのスパイ映画でよく出てくる『人の顔を完全に再現したマスクを作る3Dスキャナー』は、個人でも近い体験ができます。たとえば、「Real Sense」により、対応アプリケーションを使えば、高度処理360度のフェイススキャンが可能です。これにより、近い将来、頭から足まで完全に他人を再現するボディースーツを作るマシーンが登場することも夢ではありません」

(山本善之介)