ヴァーディが11戦連発の新記録も首位攻防戦はドロー決着! 岡崎先発も失点に関与…《プレミアリーグ》

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▽プレミアリーグ第14節、首位のレスター・シティと2位のマンチェスター・ユナイテッドによる首位攻防戦が、28日にキングパワー・スタジアムで開催され、1-1の引き分けに終わった。レスターの日本代表FW岡崎は先発し、60分までプレーした。

▽前節、ヴァーディの10戦連発弾などでニューカッスルを3-0で一蹴したレスターは、シティとアーセナルを抜いて首位に浮上。迎えた今節は、勝ち点1差で2位のユナイテッドをホームに迎えた。5連勝を狙うラニエリ監督率いるチームは、プレミアリーグ新記録となる11戦連発に期待が懸かるヴァーディやマフレズなど、現状のベストメンバーが起用された。2戦連発が懸かる岡崎はヴァーディと2トップを組んだ。

▽一方、リーグ戦2連勝で2位に浮上したユナイテッドだが、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)のPSV戦ではホームで低調なドローゲームを演じ、グループ首位の座から陥落。今節での巻き返しを図るチームは、そのPSV戦から先発4人を変更。負傷のロホとリンガードに代わって、マクネアとアシュリー・ヤングが起用されたほか、キャリックとマタが先発に復帰した。

▽試合は立ち上がりから首位攻防戦に相応しい緊迫感のある雰囲気の中で進んでいく。この試合、負傷者の影響や相手2トップへの対策か、[3-5-2]の布陣を採用したアウェイのユナイテッドは、いつも通り丁寧にボールを回しながら相手陣内に侵攻していく。この流れの中でマルシャルとルーニーの2トップに何度か良いクサビが入るものの、なかなかフィニッシュまで持ち込むことができない。

▽一方、時間の経過とともにボールの奪いどころが定まり出したレスターは、得意のショートカウンターの形を作り始めると、頼れるエースがプレミアリーグ史に名を刻む偉業を成し遂げる。

▽24分、相手CKの場面で自陣ゴール前にいたヴァーディはGKシュマイケルがボールをキャッチすると、すぐさま相手陣内にロングスプリント。右サイドを持ち上がったフックスのスルーパスに反応したヴァーディはダルミアンとA・ヤングを振り切ってGKとの一対一を制した。これでリーグ戦11試合連続ゴールとなったヴァーディは、元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏と並んでいた連続ゴール記録を更新した。

▽一番警戒していた相手にゴールを許したユナイテッドは、この失点に動揺したのか、ここから完全にリズムを失ってしまう。31分には岡崎とのワンツーでボックス内に侵入したマフレズに決定的なシュートを許すが、ここはGKデ・ヘアの好守で凌いだ。すると前半終了間際のアディショナルタイム、右CKの場面で岡崎を振り切ったシュバインシュタイガーがマタのクロスを豪快なヘディングシュートで捻じ込み、前半のうちに試合を振り出しに戻した。

▽1-1のイーブンで迎えた後半立ち上がりは互いにゴールに迫る。47分、左サイド深くでルーズボールに抜け出したオルブライトンが上げたクロスにヴァーディが飛び込むが、このボールはわずかに長い。直後の49分にはユナイテッドのFKからA・ヤングのクロスにシュバインシュタイガーが頭で合わせるも、これはGKシュマイケルの好守に阻まれた。

▽立ち上がりの攻防を経て試合はこう着状態に陥る。これを受けて、レスターのラニエリ監督は60分に岡崎を下げてウジョアを投入。対するファン・ハール監督は、やや身体の重いルーニーに代えてデパイを送り出した。

▽66分にはレスターに久々の決定機。自陣からボールを運んだ右サイドのマフレズがゴール前に走り込むウジョアにラストパス。ウジョアはDFスモーリングを外してシュートに持ち込むが、これはGKデ・ヘアのファインセーブに阻まれた。

▽その後も勝ち点3を目指して戦う両者。84分にはダルミアンが頭で競ったボールに反応したデパイがボックス右でシュートを放つが、ここはDFの寄せに阻まれる。一方、レスターも後半アディショナルタイムにカウンターからヴァーディに勝ち越しゴールのチャンスも、ここはフィニッシュまで持ち込むことができず。結局、試合は1-1のままタイムアップを迎え、プレミアリーグ首位攻防戦はドロー決着となった。この結果、同日勝利した3位のマンチェスター・シティが、得失点差でレスターを抜き首位に返り咲いた。