Doctors Me(ドクターズミー)- 突然体に赤い発疹…蕁麻疹の原因はこんなにあった!

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突然身体が痒くなって、みると赤いぷくっとした湿疹が出ている。こんな蕁麻疹(じんましん)は誰しも一度はあるでしょう。
食べ物のアレルギーで起きる場合が有名ですが、怪しいものは食べていないし、前起きた時と同じものは食べていない…
原因不明となってしまうことも多い蕁麻疹ですが、実は食べ物以外にも様々な原因があります。
中には条件が揃った時だけ起こる特殊なものもありますので、どんなものが蕁麻疹を起こすのか知っておくと原因をはっきりさせるきっかけになるかもしれません。
今回はそんな蕁麻疹の原因について、医師に解説していただきました。

一般的な蕁麻疹の原因は?

1.アレルギーによるもの
食べ物のほか、薬や化学物質、植物などによってもおこります。

2.アレルギーによらないもの
アレルギーの反応は起きなくても、アレルギー物質であるヒスタミンを多く含む傷んだ青魚を食べることで、そのヒスタミンに反応して蕁麻疹がおこります。そのほかにも、造影剤の検査などもアレルギーとは関係なくヒスタミンを発生させて蕁麻疹を起こすと考えられています。

3.アスピリンによるもの
アスピリンやその他のNSAIDとよばれるタイプの痛み止めにより蕁麻疹が起きやすくなることが知られています。防腐剤や着色料といったいわゆる食品添加物にも同様の化学構造を含んだものがあるため、色々な食べ物に対して蕁麻疹が出てしまうことにつながります。

4.物理的刺激によるもの
暑さ、寒さ、圧迫、擦れ、日光などの刺激により起こります。

5.入浴や緊張などによるもの
発汗や自律神経の活動の変化により蕁麻疹が起こります。

6.蕁麻疹が起こりやすい疾患
特定のたんぱく質の異常や、膠原病など。一部には遺伝するものもみられます。

7.ストレス
ストレスや病気にかかっていると、普段は蕁麻疹起こさないような刺激でも起こすことがあります。

8.原因不明
いくら調べてもはっきりとした原因がわからないこともあります。

また、これら以外でも以下のような原因で蕁麻疹が起きる場合があります。

食物依存性運動誘発アナフィラキシーとは?

文字通り、特定のものを食べて、そのあと運動した時だけ蕁麻疹が生じます。小麦やエビによることが多いのですが、いわゆる普通の食べ物による蕁麻疹と違って、食べた2〜3時間後に走るなどの少し強めの運動をしたときにのみ起こるので、知らないとなかなか特定できないタイプの蕁麻疹です。
小麦など特定のものを食べていなければ運動しても蕁麻疹が起きないので、運動で蕁麻疹が起きているということにも気付きにくいことが多いです。

花粉症と関係した蕁麻疹がある!?

花粉に果物や野菜に類似した物質が含まれており、花粉に対するアレルギー(花粉症)が、果物や野菜に対しても反応することで、食べた後口の中の違和感や、吐き気などを起こします。
例えば、スギ花粉の花粉症の方はトマトアレルギーを起こしやすいですし、白樺の花粉症の方はリンゴやサクランボにアレルギーを起こしやすいというように、ある程度対応があります。

【医師からのアドバイス】

蕁麻疹を繰り返す方は、是非食べ物だけでなくその日の天気や気温変化、ストレス、体調の状態、直前に運動をしていたかなどを意識して記録しておくことが、原因の発見につながります。原因を特定する検査などもありますので、お困りの方は皮膚科でご相談ください。
(監修:Doctors Me 医師)