B・ジョーンス厳しいシーズンだったが最後に優勝争い!復活Vなるか?(撮影:岩本芳弘)

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<カシオワールドオープン 3日目◇28日◇Kochi黒潮カントリークラブ(7,315ヤード・パー72)>
 「さあ!何でも聞いてくれよ」とホールアウト後に大きくジェスチャーをしながら笑顔を見せたのはブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)だった。『カシオワールドオープン』予選ラウンドをトータル5アンダー・4位タイで通過したジョーンズは、最終組の1つ前でラウンドした3日目に5バーディ・1ボギーとスコアを伸ばし、トータル9アンダー・2位タイに浮上。終盤17番、18番の連続バーディで、首位・石川遼に1打差まで迫った。明日は2013年『〜全英への道〜ミズノオープン』以来の優勝へ向けて最終日最終組を戦う。
今季の国内男子ツアーをフォトギャラリーで振り返る!
 「一番大事だと思っていた2日目をなんとか乗り切れた。今日はフロントナインはチャンスをものに出来なかったが、後半の立ち上がりの10番にバーディを取れたことがバックナインの自信につながった」と振り返ったジョーンズからは、久々の優勝争いの嬉しさが滲み出ていた。
 2001年から国内ツアーのシードを守り続け、生涯獲得賞金は13位(877,869,957円)、外国人選手NO.1だ。だが今季はこれまでにない苦戦を強いられるシーズンとなった。13年に1勝するも左手首を故障し手術のため後半戦を欠場。2014年は開幕戦こそ出場したものの、再手術となり、復帰したのは7月。それでも『フジサンケイクラシック』、『ダンロップフェニックス』と優勝争いをして力を見せつけたが、今季はここまで賞金ランク60位と低迷を続けている。
 「手首を2回手術するなどいろいろなことがあった2年間だった。長く試合を離れたあとは試合勘を取り戻すのは難しい。それでも去年は優勝争いが出来た。ただ今年は…」。
 左手首にはボルトがまだ残っているが「いいわけに使えたらいいんだけどね(笑)」とプレーには影響がない。“らしくない”プレーが続く原因は「14年間使用してきたロングパターからショートパターに変えての初のフルシーズン」ということと、「母親がガンを患うなど精神的な影響を与える出来事」があった。
 優勝争いに絡むことなく、直近3試合も連続予選落ち。それでも「妻も心配していたけど(笑)、今年ずっと調子が悪いがまだ勝てるという自信はある」とプライドは変わらず持てている。
 「決して調子は悪くないなかで(結果が出ないことに)ストレスが溜まっていた。今週はシーズン最終戦で失うものはないので、思いっきり行こうと決めていた」と意気込んで臨んだ今大会。「明日は世界クラスの選手と回るが、こういう経験は過去にもあるし“勝ち方”というものは時間が経っても忘れない」と最終組での優勝争いを大いに楽しむ。
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