年末年始に太らないようにするには?【後編】食べるならどっちがベター?

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後編となる今回は ダイエット中の食事 「食べるならどちらがより太りにくいか?」についてお話ししましょう。おいしいものを食べる機会が多いこの時期。賢い食べ方を知って、体型維持を心がけたいもの。前回に続き、「劇的に痩せられるわけではないけれど、より太りにくい食べ方」について紹介しています。

ダイエット中の食事 :お酒はどっち? 焼酎とビール


ダイエット中の人に向いているのは、ビールやワイン、日本酒といった「醸造酒」よりも、焼酎やウイスキー、ブランデーなどの「蒸留酒」。含まれる糖質の量がまったく違うからです。実は、蒸留酒には糖質がほとんど含まれていません。これに対し、醸造酒には一定の糖質が含まれているので、消費できなかった分は脂肪として蓄えられることになります。

ですから、太りたくない人には、ビールよりも焼酎がお勧めです。ただし、これはあくまで「それだけを飲んだ場合」です。焼酎を甘味のあるドリンクで割った酎ハイやサワーにしてしまうと、ドリンクの糖質やカロリーが加わってしまうので意味がありません。

ダイエット中の食事 :温野菜ディップと生野菜サラダはどっちがいい?


生野菜サラダも悪くはありませんが、お店で出てくるものはたいてい、最初からドレッシングがかかっています。ドレッシングのカロリーは決して低くないので、野菜といえども油断できません。

少しでも太りにくく、と考えるなら「温野菜ディップ」がベターです。加熱してある分、ビタミンはある程度減りますが、カサが小さくなるので量をたくさん食べられます。その分満足度を得られますし、つけるディップの量を少なめにすれば、カロリーを抑えることもできます。

ダイエット中の食事 :メインに食べるならラム肉ソテーか牛ヒレ肉ソテーか


ラム肉といえば、「カルニチン」が豊富に含まれていることで有名。カルニチンには脂肪燃焼効果があり、一時期は「ダイエットに最適」と話題になりました。ただし、脂肪が燃えるのはきちんと運動をしている場合の話です。運動不足になりがちな年末年始は、カルニチンだけに注目するのは考えもの。なぜかというと、ラム肉のカロリーは決して低くないからです。

素材だけで比べると、ロースのラム肉の100gあたりのカロリーは236kcal。これに対して、輸入牛のヒレ肉は、100 gあたり133 kcalです。脂肪が多い和牛の場合はもう少し高くなりますが、上記の2つから選ぶなら「輸入牛ヒレ肉のソテー」のほうが低カロリーです。

ダイエット中の食事 :ショートケーキとクリームブリュレ、デザートはどっち?


注目すべきは「1人前の量」と「GI値」。デザートやケーキは、「1人前の量」が少しずつ違います。例えば一般的なショートケーキの一人前の量は100 g強でカロリーは366kcal。これに対して、一般的なクリームブリュレの1人前は約80gで294 kcal。もちろん、お店や取り分け方によっても違ってきますが、標準的な量であれば、クリームブリュレのほうが量も少なく、摂取カロリーを少なくできるのです。

では、「GI値」という点ではどうでしょう。GI値とは、食べ物を食べたときの血糖値の上がりやすさを示したもので、一般的に数値が低いほど太りにくいとされています。この点でも、ショートケーキよりクリームブリュレのほうが低い数値です。この違いは、小麦粉の使用量によるもの。ショートケーキのスポンジには、GI値の高い小麦粉がふんだんに使われているためです。

何かと甘いものが多くなりがちなこの時期は、「1人前の量が少なめで、なるべく低GI値のデザート」を把握しておきましょう。クリームブリュレのほかにも、ゼリーやパンナコッタ、ガトーショコラがお勧めです。

やっぱり気をつけたいのは「食べすぎ」


上手に選べば、摂取カロリーを抑えつつより太りにくくすることは可能ですが、それにも限度があります。いくら食べ方を工夫しても食べすぎては太ってしまいますし、暴飲暴食は健康を損ねてしまいます。せっかくの年末年始、くれぐれも適量を心がけつつ、楽しく食べて飲んで、そして胃袋も健康に乗り切りましょう!(文/T・M)