手倉森ジャパン、武蔵の一発で湘南に意地のドロー…神奈川合宿を打ち上げ

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 来年のリオデジャネイロ・オリンピック出場を目指すU−22日本代表候補は26日、トレーニングキャンプの総仕上げとして湘南ベルマーレと練習試合(45分×2本、交代自由)を行った。

 システムは「4−2−3−1」を採用。先発はGK櫛引政敏(清水エスパルス)、DF室屋成(明治大学)、岩波拓也(ヴィッセル神戸)、植田直通(鹿島アントラーズ)、山中亮輔(柏レイソル)、MF遠藤航(湘南ベルマーレ)、大島僚太(川崎フロンターレ)、野津田岳人(サンフレッチェ広島)、矢島慎也(ファジアーノ岡山)、中島翔哉(FC東京)、FWオナイウ阿道(ジェフユナイテッド千葉)が名を連ねた。ケガ明けのFW松原健(アルビレックス新潟)、右ふくらはぎの痛みを訴えた前田直輝(松本山雅FC)は欠場となった。

 前半は湘南のアグレッシブなディフェンスに苦しみ、U−22はペースを掴めない。すると27分、湘南に先制点が生まれる。三竿雄斗のクロスを遠藤がクリアするも、こぼれ球を拾った菊地俊介が鮮やかなミドルシュートを叩き込んだ。3分後には永木亮太がFKを直接狙いゴールを脅かしたが、櫛引がなんとか搔き出した。

 33分、櫛引に代えて杉本大地(京都サンガF.C.)を投入。その直後、カウンターからオナイウがドリブルでゴール前まで一気に持ち込む。左サイドを追走していた中島がパスを受けシュートを放ったが、これはGK正面。37分には野津田の落としから遠藤がシュートで狙うも枠を大きく外れた。前半終了間際にシステムを「4−3−3」に変更したが流れを変えることはできず、湘南の1点リードで前半を終えた。

 後半開始から植田、室屋、野津田を下げて、伊東幸敏(鹿島)、奈良竜樹(FC東京)、原川力(京都)を投入。さらに56分、矢島、オナイウに代えて伊東純也(ヴァンフォーレ甲府)、鎌田大地(サガン鳥栖)、61分に杉本、大島、山中に代えて牲川歩見(ジュビロ磐田)、川辺駿(磐田)、佐藤和樹(名古屋グランパス)、70分に岩波、遠藤に代えて高橋祐治(カマタマーレ讃岐)、秋野央樹(柏)をピッチに送り込んだ。

 徐々に攻撃のリズムを出すU−22は72分、伊東純が右サイドをドリブルで突破し、そのまま右足を振り抜いたが惜しくも右ポストに弾き返される。85分、鎌田のスルーパスに抜け出した中島が好機を迎えたが、GKの好セーブに阻まれた。直後、中島に代わってケガから復帰した鈴木武蔵(水戸ホーリーホック)がピッチに立つ。88分、その武蔵がペナルティエリア手前からミドルシュートを突き刺し、試合を振り出しに戻した。しかし追加点を奪うには至らず、1−1で引き分けた。

 U−22日本代表候補は来年1月のリオ五輪アジア最終予選に向けて、12月に中東遠征、年末には沖縄合宿を行う予定だ。

【スコア】
湘南ベルマーレ 1−1 U−22日本代表候補

【得点者】
1−0 27分 菊地俊介(湘南ベルマーレ)
1−1 88分 鈴木武蔵(U−22日本代表候補)