しっかり寝ても疲れが取れない、朝なかなか起きられない……そんな症状があるなら、酸素不足を疑った方がいいかもしれません。きちんと呼吸をしているのに、酸素不足? 最近では、ストレスから呼吸が浅くなっている人も多いのです。呼吸によって取り入れた酸素を体の隅々にまで運ぶための栄養も不足しているかもしれませんよ。

アナタのカラダが酸欠になっている原因は?

もしかしたらミスの許されない仕事などで、いつも体が緊張状態になっていませんか? がちがちに固まった体では血管も収縮して、せっかく体に取り入れた酸素も体の隅々まで運ぶことができません。心身の緊張が続くと、深くリラックスした呼吸をすることは困難に。自然と呼吸が浅くなってしまい、体に取り込まれる酸素も少なくなるという悪循環に陥ってしまいます。体の隅々にまで酸素を運ぶのは、ヘモグロビンの役割。鉄分の不足もヘモグロビンの減少につながり、酸素不足のカラダになる原因です。

酸素不足で起こる症状はこんなにある

せっかく食べ物から摂取した栄養素も、酸素がないと代謝することができません。1日に2,000kcalを摂ったら、それをすべてエネルギーに変えるには500リットルもの酸素が必要と言われています。酸素は細胞の中でエネルギーを作る働きをするもの。酸素不足が原因で起こる体の不調には、だるさなどの慢性的な疲労感だけでなく、肩こりや不眠症、集中力や記憶力の低下などがあります。

酸素不足を解消する方法をチェック

◎リラックスして深い呼吸を心がける

浅い呼吸では、必要な酸素を取り込むことができません。緊張していることに気づいたら、できるだけ体の力を抜いて、リラックスするようにしましょう。意識して深い深呼吸をするのもいい方法です。1日の終わりには、徹底して体の緊張を取り除きましょう。バスタイムはぬるめのお湯にしっかり浸かれば副交感神経が優位になって、緊張した体を解きほぐすことができます。

◎女性は鉄分が不足しがち。鉄分の摂取を心がけて

血液中の鉄はヘモグロビンという形で存在し、体の隅々まで酸素を運ぶ役割を担います。細胞の隅々まで酸素がいきわたれば、細胞にエネルギーが生み出されて活性化。女性は鉄分が不足しがちなので、レバーやアサリ、シジミ、ゴマなど鉄分の多い食品を意識して食べるようにしましょう。緑茶や紅茶に含まれるカテキンは、鉄分の吸収を阻害するので、鉄分不足を解消するなら、食事の後でお茶を飲むのは控えたほうがいいでしょう。


writer:岩田かほり