<カシオワールドオープン 1日目◇26日◇Kochi黒潮カントリークラブ(7315ヤード・パー72)>
 左肘の怪我により昨年10月の『東海クラシック』で途中棄権して以来ツアーを欠場していたが、今年の『ANAオープン』で約1年ぶりの復帰を果たした平塚哲二。『カシオワールドオープン』初日での単独首位発進に「久しぶりですね、楽しんでやりますよ」と話すも体調面、スイング面で不安を抱えている状況だという。
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 2014年から悪化し、手術を余儀なくされた左ヒジの故障は「テーピングもしないし、アイシングも今はしていない」とプレーすることにより張りが出てくるものの特別なケアをせずにいられる状態まで回復した。「練習は打ち出すと止まらなくなるけど、アイシングすれば次の日は残らない感じになっている」。
 だが『ブリヂストンオープン』頃からは別の問題が…。「体調が悪くて病院通いをしていた。脳のCTを撮ったりしたけど原因もわからない」というめまいを襲われる日々で、同大会を棄権。以後2試合でも症状の影響からか予選落ちとなった。
 スイングも「まだまだですね」と試行錯誤中。試合をやっていなかったことから「“こうじゃない、ああじゃない”とスイングをいじって悪くなるパターン。何も考えなければ良かったけど、ショットの感覚が(結果と)違うと直したくなる。いじりだすとボロボロになる」と自分のイメージ通りのショットを取り戻すに至っていない。
 「一応直しているんだけど…今回は上手くいった」と試みているのは、リズムだけを意識することだ。「力まずに、ギリギリのクラブで思いっきり振ろうと考えない。大きめのクラブで軽めに振ってだね、今は」。今大会が復帰明け8試合目。取り組んだことが結果として出たことは、心技体のうちの2つがボロボロの状態のなかでは、大きな光明だろう。
 今季は賞金ランク120位(2,530,428円)だが、来季は今大会までの生涯獲得賞金25位以内の権利で出場できる(今大会予選落ちでも25位以内維持)。だが「そんなことは考えないように今週でバシッと上位に行って決めたいです」と話した平塚。優勝争いでの上位フィニッシュで逆転シードなら、アジアンツアー&国内ツアーと試合に切れ目なく出場してきた“鉄人”の代名詞にさらなる箔がつくことなる。
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