大掃除の前に一度きちんと考えるべき、ものとの付き合い方とは?

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もうすぐ師走。大掃除の前に、そろそろ本格的に部屋を片付けはじめないと、やばいかも。とはいえ、部屋の中はもので埋め尽くされていて…。

「安く、簡単にものを手に入れられる世の中なので、気付かないうちにものが増えてしまうのは当たり前です。でも、そのままにしておくと部屋がもので溢れかえってしまうので、不要なものを処分して、必要なものだけを買う生活にシフトしましょう」

そうアドバイスをくれたのはシンプル生活を提唱している金子由紀子さん。“ものと賢く付き合う生活”のコツは、お気に入りのものを長く大事に使うこととか。

「ものを持たない暮らし=慎ましく質素な暮らしというわけではありません。必要なものを自分目線できちんと厳選してメンテナンスしながら長く使い続けること、それが、ものとの賢い付き合い方の基本です」(同)

そこで、金子さんにそのための重要ポイント3つを教えてもらった。
◆ものを買う瞬間をめいっぱい楽しむ

まずはものを買うときに、どれが自分のライススタイルに合っているか、どういったものなら長く大切に使う気になるか、を基準に厳選して。

「ものを選ぶ目を養い、自分のニーズと好みを把握するためには、いろいろなお店で商品を見比べてみましょう。例えば、缶切りひとつを選ぶにしても、デパートやスーパー、雑貨店、100円ショップなど、お店によって置いてある商品は値段も特徴も千差万別です」(同)

たくさんの中から “これだ!”と思うものを見つければ、そのときの喜びから大事に扱おうという気持ちも生まれるはず。また、そうして自分のテイストを理解すれば、ムダなものを買うことも減るはず。

◆ものをメンテナンスする習慣をつける

お気に入りのものは自然と長く大事にしたいと感じるもの。そのためには購入するときに、お店の方にメンテナンス法をしっかり聞いておこう。もしもその店でオススメのメンテナンス用品を売っているのなら、一緒に購入するのもオススメ。

「壊れたら新しいものを買うのではなく、メンテナンスをしながら長い間使うことを考えましょう。例えば、電化製品などは故障したらすぐに問い合わせができるように、保証書をまとめてファイリングしておくと便利です」(同)

◆これだけは増えてもいいものを決めておく

ものが少ない暮らしはラクだけれど、それではなんだか楽しくない…という人は、“これだけは数が増えても構わない”というものを決めて。大きいものだと収納スペースをとってしまうので、そのジャンルの中でできるだけコンパクトにまとまるものを選ぶのがポイント。

「例えば、ファッションが好きなら、小さく収納できるアクセサリーやスカーフなどの流行り廃りのないアイテムがよいでしょう」(同)

大掃除前の部屋の片付けを、ものとの付き合い方を考え直すいい機会にして、来年からはすっきり美しい暮らしにシフトしよう。

金子由紀子
“シンプルで質の高い暮らし”を軸に、幅広い執筆を行っている。二児の母親、主婦としてていねいに毎日を送りながら、ロングセラーとなる著書を数多く刊行。総合情報サイトAllAbout「シンプルライフ」のガイドとしても活躍中。