プロテニスプレーヤーの錦織圭(25)が窮地に立たされている。10月末のスイス・インドア国際大会を“ドタキャン”し、罰金を課せられる寸前となったのだ。
 「運営する男子プロテニス協会のルールでは、大会前の最終金曜日を過ぎて出場をキャンセルすれば罰金を課せられます。錦織はその金曜日に滑り込みで手続きをしたのです」(専門誌記者)

 キャンセルの理由は、右肩の痛み。10月の楽天オープンでも顔をしかめるほど苦しみ、メディカルタイムアウトを要求してマッサージを受けた。その後、上海オープンでも右肩にテーピングを巻いていたが、凡ミスを連発。その戦いぶりから、世界ランキングが8位まで降下。上位8人が出場を許される11月の『ATPツアーファイナルズ』へのエントリーも危惧されていた。
 「果たしてどこまで回復しているか。しかし、初戦の相手は世界ランク1位のジョコビッチ。今年の調子では、かなり厳しい」(同)

 錦織はコーチのマイケル・チャン氏の指導により、技術的にかなりレベルが上がった。ただし常に故障を抱え、かつ回復が遅いということは、なにか理由があると見なければならない。
 「そこで目下、指摘されているのが食生活です。偏食ということではなく、それなりに気はつかっていると思われますが、一流アスリートのような繊細な配慮はしていないようなのです」(スポーツ紙記者)

 世界で戦うには錦織ですら体型が細いと言われる。10代後半からは体を大きくする目的もあって、食べる量を意識してきたが、20代後半に差しかかると“好きなものを食べ、バランス良く”だけでは事足りないという。
 「試合時間から逆算し、いつなにを食べるべきか考えるべき。これまでは勢いで勝ってきた面もありますが、今後、食生活に配慮しなければ世界のトップと対等には戦っていけない。しかし、テニス以外でも多忙な錦織は、恩師の松岡修造との絡みでバラエティー番組にも引っ張りダコ。お偉方との食事会が重なり外食も多くなる。周囲の配慮も足りないのではないでしょうか」(前出・専門誌記者)

 これまでは敗戦、凡ミスも“今後の糧、経験”として許されてきた。しかし、今は違う。
 世界ランキング最高4位の彼に、周囲も強く言えないのかも?