オランダで粉ミルクをめぐって中国人が殴り合い「お前らはもう中国に戻ってくるな」
中国では消費者が中国製品の安全性を信用しておらず、国外の製品を買い求める人が多い。日本を訪れ、爆買いしている中国人旅行客のなかにも中国製品を信頼できないため、日本で購入しているという人も多いはずだ。
一方、別の目的で爆買いしている中国人も少なくない。これは中国で「代理購入」と呼ばれる、いわゆる転売目的のための購買にあたる。中国で人気がある製品を国外に滞在している中国人が購入し、中国のネット上で転売し、利ざやを稼ぐのが目的だ。
中国で人気のある製品の1つに粉ミルクがある。中国のママたちは中国で起きた粉ミルクへのメラミン混入事件をきっかけに、国産ミルクを敬遠するようになり、日本製をはじめ、オーストラリアやニュージーランドの粉ミルクを求め始めた。こうしたニーズを背景に、オーストラリアではこのほど粉ミルクを買い占める中国人が現れ、現地のママたちが不満を募らせているという報道もあった。
また、中国メディアの前瞻網は20日、中国人の男性と女性がオランダでこのほど、粉ミルクをめぐって殴り合いのケンカを演じるという事件が起きた。記事は、男女が殴り合うという珍しい光景がオランダメディアの注目を集めたと伝え、中国のネット上では「また中国人が恥を晒した」と批判の声があがったことを紹介した。
報道によれば、殴りあった中国人はいずれも代理購入目的で粉ミルクを買おうとしていたらしいと伝え、殴り合いの様子はオランダ現地の市民によって撮影され、ネット上にアップロードされたという。中国人の男女が殴り合いに発展した理由については明らかにされていないが、どちらが多くの粉ミルクを買うかという点で揉めた可能性は否定できない。転売目的であれば転売商品を数多く仕入れられたほうがより多くの利益を得られるからであり、オランダで恥を晒した中国人に対し、中国のネット上では「お前らはもう中国に戻ってくるな」などの声があがっているという。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
一方、別の目的で爆買いしている中国人も少なくない。これは中国で「代理購入」と呼ばれる、いわゆる転売目的のための購買にあたる。中国で人気がある製品を国外に滞在している中国人が購入し、中国のネット上で転売し、利ざやを稼ぐのが目的だ。
また、中国メディアの前瞻網は20日、中国人の男性と女性がオランダでこのほど、粉ミルクをめぐって殴り合いのケンカを演じるという事件が起きた。記事は、男女が殴り合うという珍しい光景がオランダメディアの注目を集めたと伝え、中国のネット上では「また中国人が恥を晒した」と批判の声があがったことを紹介した。
報道によれば、殴りあった中国人はいずれも代理購入目的で粉ミルクを買おうとしていたらしいと伝え、殴り合いの様子はオランダ現地の市民によって撮影され、ネット上にアップロードされたという。中国人の男女が殴り合いに発展した理由については明らかにされていないが、どちらが多くの粉ミルクを買うかという点で揉めた可能性は否定できない。転売目的であれば転売商品を数多く仕入れられたほうがより多くの利益を得られるからであり、オランダで恥を晒した中国人に対し、中国のネット上では「お前らはもう中国に戻ってくるな」などの声があがっているという。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)