U-22日本代表キャプテンは大忙しだった。8月に行われた東アジア杯でフル代表デビューを飾り、ハリルジャパンに定着しつつあるMF遠藤航は、所属する湘南ベルマーレでも1年をレギュラーとして過ごしてピッチに立ち続けた。

 今回のU-22代表候補合宿は湘南が普段使用している練習場でのトレーニングとなった。いつもとは違う練習着に身を包んだ遠藤は「(代表での活動で使用するのは)初めてです。でも、いつもやっている場所なので、やりづらさはありませんし、家も近いので来るのはすごい楽でした」と違和感なく練習をこなせていると話した。

 フル代表デビューを飾った今季は、U-22代表、湘南と“三足のわらじ”を履いてシーズンを過ごすことになった。3つのチームでのプレーとなったが、「メンバーは違いますが、そんなに自分のやるべきことは変わっていないと思います」と意に介さない。

「どの環境でも良い準備をすることだけに集中しています。チームによって監督のやりたいサッカーや戦術的な部分は少し違いますが、球際で戦う部分や切り替えの部分はどのチームでもやらなければいけないことなので、そこは自分の中でしっかりやっています」

 そして、今後も3つのチームでプレーしたいと胸を張って答えた。「一番、この時期が充実していますし、楽しいです。本当になかなかないチャンスだと思うので、楽しみながらやれれば良いと思っています」。充実した時間を1日でも長くするためにも、まずは1月に行われるリオ五輪アジア最終予選突破を目指す。

(取材・文 折戸岳彦)


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