食べる量に回数、気をつけることはたくさんある?

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1日の食事回数が多い人は、同じカロリー量を摂取していても、食事回数が少ない人より肥満傾向にある――滋賀県立大学生活栄養学科の村上健太郎准教授と英アルスター大学の共同研究チームが発表した。

村上准教授らは、米保健省が国民の栄養状態の調査のために実施している「米国全国健康・栄養調査」から2003〜2012年まで、20歳以上の男女18696人分のデータを分析。自己申告された「50キロカロリー以上の食品の品目」、「1日の総カロリー量」、「食事をした時刻」、「食事か間食かの違い(朝食や昼食などとして食べたのか、間食として食べたのか)」とBMI(体重を身長の2乗で割って算出する肥満度)、ウエストの関係を調査した。

その結果、同じカロリー量を摂取しているようにデータ調整をした場合、食事も間食も含め1日5回以上食べている人たちの肥満者数は、3回以下の人に比べ、男性で1.54倍、女性で1.45倍となっていた。内臓脂肪の量も、5回以上の人たちが多かった。

また、間食の回数が多い人や朝食や昼食などの食事回数が多い人も、少ない人にくらべて肥満傾向にあったという。

発表は米国栄養学会誌「Journal of Nutrition」オンライン版に、2015年10月14日掲載された。

参考論文
Eating Frequency Is Positively Associated with Overweight and Central Obesity in US Adults.
DOI: 10.3945/jn.115.219808 PMID: 26468490

(Aging Style)