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国立感染症研究所は11月24日、11月9〜15日の期間中の感染症発生動向調査を公開した。同調査により、ノロウイルス感染由来とみられる感染性胃腸炎およびRSウイルス感染症の患者が全国的に増加していることが明らかになった。

食品などを通じて感染するノロウイルスによって引き起こされる症状は、おう吐や下痢、腹痛などがある。ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は通年で発生しているが、特に冬季に流行する傾向がある。

同研究所によると、全国約3,000カ所の定点医療機関から11月9〜15日(第46週)の期間中に報告があった感染性胃腸炎の患者数は2万1,696人。第42週(10月12〜18日)は1万393人だったため、約1カ月の間に1週間あたりの患者数が約2.1倍に増加していることになる。

第46週において、都道府県別での感染者が最も多かったのは東京都(1,871人)だった。以下、大阪府(1,680人)、福岡県(1,561人)、神奈川県(1,323人)、兵庫県(1,235人)と続き、前週と同じ地域が上位5つに入っている。

一方のRSウイルス感染症は、RSウイルスによって引き起こされる呼吸器の感染症。風邪のように発熱や鼻水などを伴う症状が出るが、重度の場合は肺炎や気管支炎になるケースもある。同研究所は、生後数週間〜数カ月間程度の乳児が初めて感染した場合は、重篤な症状が出る可能性が高いとしている。

同じく、全国約3,000カ所の定点医療機関から11月9〜15日(第46週)の期間中に報告があった全国の感染者数は5,465人。第42週(10月12〜18日)は3,861人だったため、1カ月間で1週間あたりの患者数は約1.4倍になっている。

第46週に都道府県別での感染者が最も多かったのは、536人を記録した大阪府。以下、北海道(423人)、東京都(310人)、愛知県(258人)、埼玉県(250人)となっており、東京都はどちらも患者が多く報告されている。

周囲でも感染者が増加していることを受けてか、Twitter上では

「ノロウイルスは防げねえがな…」

「ノロウイルスほんまにこわいよ〜」

「RSウイルスがこわい」

などの不安な気持ちをつづったコメントが多数見られている(コメントは原文)。

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