▽明治安田生命J2リーグ第42節(最終節)のC大阪vs東京Vが23日に行われ、ホームのC大阪が2-0で勝利した。

▽最終節を前にアウトゥオリ監督が退任し、大熊清新監督を迎えた4位のC大阪(勝ち点64)は、J1昇格プレーオフをホームで戦うため、この一戦で6試合ぶりの勝利を狙う。注目のメンバーでは、日本代表帰りの山口、2トップに玉田と田代のベテランコンビを据えるなど、フィールドプレーヤーに日本人選手10人を起用し、[4-4-2]の布陣を採用した。

▽一方、逆転でのプレーオフ進出を狙う7位の東京V(勝ち点58)は、この試合での勝利に加え、6位の長崎(勝ち点60)が北九州に敗れることが必要な状況。累積警告で出場停止の高木善に代わって杉本が起用された以外、前節の金沢戦と同じメンバーが起用された。

▽互いに勝ち点3を目指す両者が対峙した一戦は、立ち上がりからオープンな展開となる。開始10分に東京Vが南の右クロスからアラン・ピニェイロに決定機が訪れば、玉田の技術を生かしたC大阪もショートカウンターから楠神に続けて決定機も、いずれもゴールに繋がらない。

▽前半20分を過ぎて徐々にペースを掴み始めたC大阪は、30分にセットプレーから先制点を奪う。玉田の右CKをファーに走り込んだ茂庭が頭で合わせた。茂庭の移籍後初ゴールでリードを手にしたC大阪は、その後もバタ付く東京Vを相手にカウンターから2点目に迫った。

▽一方、逆転でのプレーオフ進出に向けた2点が必要となった東京Vは、平本のフィジカルを生かして相手ゴールに迫るが、40分に左サイドの安在が入れたシュータリングはGKにかき出された。

▽互いに選手交代なしで迎えた後半、アランを2トップの一角に上げて杉本を左サイドハーフに下げた東京Vが攻勢を見せる。53分には安在の右CKをニアに走り込んだアランが頭で合わすが、これは枠の右角を叩く。その後もアランや南に続けて決定機が訪れるが、これを決め切ることができない。

▽後半は受けに回る時間が長かったC大阪だったが、再びセットプレーから2点目を奪う。69分、関口の左CKを再び茂庭が頭で合わせた。伏兵茂庭の2ゴールでここから余裕の試合運びを見せたC大阪が、ベテラン永井や高木大らを投入して猛攻に出た東京Vの反撃を無失点で凌ぎ切って、大熊新体制となった最終戦で6戦ぶりの勝利を掴んだ。この結果、今シーズンのJ2で4位以内を確定したC大阪は、ホームで5位愛媛との昇格プレーオフに臨むことになった。

▽一方、6位長崎が敗れたことで、この試合で勝利できればプレーオフ進出の可能性があった東京Vだったが、逆転でのプレーオフ進出はならず。また、この敗戦で北九州に抜かれて最終的に8位でシーズンを終えた。