【今さら聞けないITビジネスTips】クラウドサービス[Windows編 その1]
 いまさらながら説明させてもらうと、クラウドストレージとはWeb上にファイルをアップロードし、保管できるサービスのこと。PCのトラブルに備えてファイルをバックアップしたり、自宅と会社のPCでファイルを共有するのに使われることが多い。また、PCだけでなくスマホやタブレットからもアクセスできるので、これらの端末間でファイルを共有するのにも利用している人も多いだろう。

 このようにクラウドストレージには多くの用途があるため、ビジネスにおいては必須のサービスとなっている。しかし、クラウドストレージはマイナーなものまで含めると何十種類もあり、自分にあったサービスを見つけるのは大変だ。そこでクラウドストレージ編第1回目の今回は、クラウドストレージの中でもとくにオススメの定番3サービスを紹介。クラウドストレージ編はこれら3サービスを軸にビジネスで役立つ利用法を解説していく。

◆Windowsとの連携が便利な「OneDrive」

「OneDrive」はマイクロソフトが提供するクラウドストレージ。Windows 8以降のWindowsでは標準のクラウドストレージとなっているため、マイクロソフトアカウントを設定すればエクスプローラーからすぐに利用できる。Microsoft Officeとの連携も強力で、OneDrive上のファイルを直接読み書きすることも可能だ。そういう意味では使い勝手はダントツである。

 OneDriveは無料で利用できる容量が15GBと多めだが、2016年から5GBまで引き下げられてしまうことが決定している。5GBではすぐに容量がいっぱいになってしまうため、メインのクラウドストレージにするのはおすすめできない。

 しかし、OneDriveは月額1274円のOffice 365 Soloを契約すると容量が1TBも追加される。また、契約期間中は最新のMicrosoft Officeを2台のPCで利用できるため、Microsoft Officeを購入する必要がなくなるのだ。同ソフトが使える「Office Professional 2016」が64584円で発売されていることを考えると、これはかなりお得。Microsoft Officeが必要ならぜひ契約してOneDriveの容量も増やしておきたい。ただし、Office 365 Soloの契約を解除するとMicrosoft Officeが使えなくなり、OneDriveの容量も元に戻ってしまう点には注意が必要だ。

■TIPS
OneDriveの真価はOffice 365 Soloにあり!

◆メインのクラウドストレージとして使いたい「Googleドライブ」

「Googleドライブ」はGoogleアカウントを作成すると利用できるようになるクラウドストレージ。容量が無料で15 GBもあるため、多くのファイルを保存することが可能。しかも、1600万画素以下の写真、1080p以下の動画なら容量無制限で保存できるのだ。これは他のクラウドストレージにはない圧倒的なアドバンテージである。なお、容量は月額$1.99で100GB、$9.99で1TBに増やせる。ただし、1TBプランに関しては最新Microsoft Officeが利用できることもあり、OneDriveの方がお得だ。

 次回以降、詳しく解説するが、Googleドライブはオフィスドキュメントを直接表示・編集したり、保存しているファイルをGmailに添付して送れるのも便利なところ。さらに拡張アプリをインストールすれば、クラウド上で写真・動画編集やマインドマップの作成などクラウドストレージとは思えない便利機能まで使えるようになる。

 以上のように、Googleドライブは容量・機能ともに優れており、メインのクラウドストレージとしておすすめ。ファイル管理も専用のクライアントをインストールすれば、OneDriveと同じようにエクスプローラーから行えるため、操作性も問題はない。

■TIPS
Googleドライブは拡張性が高く活躍の場が広い!

◆対応サービスの多く重要ファイルの保管に最適な「Dropbox」