恋を阻む“自信のなさ”。解消の鍵は日々の思考・行動にあり!

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自分に自信がないから、付き合っている彼の心変わりや浮気を気にして、なんとなく彼とうまくいかなくなってしまう。そんなマイナス思考だと恋愛を楽しめないし、長続きする関係を築くのは難しいかも。どうしたら自信のなさを解消できるのか、恋愛コーチの立川ルリ子さんに聞いてみた。

「自信のなさは人を卑屈に、疑い深くします。すでに染みついてしまったマイナス思考を直すために、毎日の行動や思考を少し変えてみましょう」(同)

自分に自信が持てない人の多くは、自分の選択に自信がなく、とにかく考えがブレてしまいがち。日常生活で“無難”“流行”“安い”“お得”などの思考で買い物することが多い人は要注意。思い当たる場合は、ペットボトルひとつ買うときにも、“これでいいや”という気持ちではなく、“これが飲みたい”と、意思を持って選ぶようにして。

「自分の考えをしっかり持つためには、日頃からの思考のクセ付けが大切です。自分の考えできちんと選んだ経緯があれば、成功すればそれが喜びになり、失敗しても“じゃあ次はこうしよう”と自分の考えを次の機会に活かせるようになります。続けていくことで、だんだん自分の選択に対する不安が減っていきます」(同)

外見のコンプレックスが大きいという場合、美人だったらこんな悩みもないのに…と思っているのでは? でも、“外見だけで判断される、内面を見てもらえない”という悩みを抱えている美人もいるはず。

「人を羨んだり、現状の自分を嘆いたりするよりも、思い込みでいいので、“私の彼は、そんな私を好きでいてくれてるから問題ない”とポジティブに考えてみましょう」(同)

それでも外見にどうしても自信が持てないのなら、いっそ一度プロに頼んでみるのも手。

「ヘアメイクや服装、所作など、自分がいいと思っているものが似合っていないという場合もあります。プロのアドバイスを取り入れて改善をすれば、それは客観的に見ていちばんキレイな姿になっているということ!」(同)

また、内面に自信がない場合は、自分が憧れている人のいいところを真似してみよう。

「これは、心理学でモデリングと呼ばれる行動。この人だったらどうするかと考えて選択することで、自分にはない選択をしたり、学習することができます」(同)

はじめは思い込みでもポジティブに自分を受け止め続ければ、少しずつ変化できるはず。できるところからトライして。

立川ルリ子
恋愛コーチ。25歳よりラウンジを経営、のべ200人以上の接客業の女性たちをコーチングの技術で魅力的に育て上げる。その後ネイルサロン経営に転身。施術中に恋愛相談をすると「必ず結果を出せるアドバイスがもらえる」と話題になり、恋愛カウンセリングが人気に。2011年より定期的に恋愛セミナーを開催。10年で7万人という顧客データをもとにしたアドバイスには定評がある。近著は『「この女に愛されたい」と思われる“彼女”になる方法』(大和出版)。女性の恋の悩みを解決する日本最大級のサイト「恋愛ユニバーシティ」にてコラムを執筆中。