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パナソニックはこのほど、「夫婦の家庭でのコミュニケーションに関する意識調査」の結果を発表した。調査は8月29日〜30日、30代〜40代の男女400名(男女各200名)を対象にインターネットで行われた。

○食後、片づけずにゴロゴロしている夫

調査によると、食後の夫の行動に不満を感じている女性は8割以上もいるという。そこで、どんな行動に不満があるのか尋ねたところ、最も不満を感じている行動は「食器を片づけないこと(53.2%)」だった。また、「食後、すぐにゴロゴロしている(45.1%)」「すぐにスマホや携帯をいじる(42.2%)」「すぐにテレビやパソコンに向かう(39.3%)」といった不満も上位に挙がった。

○毎日食器洗いをしている妻、87.5%

続いて、既婚女性200名を対象に「毎日の食器洗いは、どのくらいの頻度行っているか?」という質問をしたところ、「ほぼ毎日(87.5%)」が圧倒的多数となった。最食後に夫たちがくつろぐ一方で、8割以上の妻はほぼ毎日食器洗いをしていることが明らかに。最近は共働き夫婦も増えているが、家事負担はやはり、まだまだ女性に重くのしかかっていることがうかがえた。

○夕食後の会話、4人に1人が「5分以下」

次に、既婚男女400名を対象に「夕食後に会話する時間」について尋ねたところ、57.4%が「まったくない」〜「15分程度」と回答。さらに、約4人に1人が「5分以下(25.7%)」の会話しかしていないことが明らかとなった。

一方で、「理想とする夕食後の会話時間」を聞くと、「30分程度」〜「それ以上」と答えた人が65.8%という結果に。理想と現実にはギャップが生じており、食器洗いをはじめとする食後の家事が夫婦の会話を奪ってしまっていると言える結果となった。

(CHIGAKO)