空気の乾燥が進んでいます。肌が乾燥してかゆくてたまらない、肌の赤みが増している、という人は要注意。それは肌のセラミドが不足しているサインです。できるだけ早めにかゆみや赤みの対策を行い、今年こそ乾燥肌とは無縁のもっちり美肌を手に入れましょう。

肌のうるおいを保つセラミドが鍵

セラミドとは肌の角質層にあり「細胞間脂質」と呼ばれる成分です。細胞同士を結び付けて水分や油分を保ち、肌のうるおいを維持してくれています。保湿成分でもあるこのセラミドは、加齢や気候・環境の変化によって減少しやすく、セラミドが不足している人がドライスキン、アトピー性皮膚炎、老人性乾皮症などになってしまうのです。またセラミドが不足することで肌の機能そのものが低下し、かゆみや炎症、ニキビといったトラブルが起こりやすくなります。

乾燥肌対策その1:界面活性剤の入っていないクレンジング剤をチョイス

乾燥肌を改善するために、まずクレンジングを見直します。クレンジング剤には肌の汚れやメイクなどを浮き上がらせて落とす界面活性剤が配合されていて、必要なセラミドまで取り除いてしまうからです。できれば日頃からメイクは薄めにしておけば、クレンジング剤は不要で、肌にやさしい石けんを使って短時間でオフすることができます。

どうしてもがっつりメイクをしている人は、せめて肌刺激が少ないクリーム・ミルク・水性ジェルタイプのクレンジング剤で、しかも界面活性剤の入っていないものを選ぶこと。特に拭き取りタイプ、リキッドタイプなどのクレンジング剤はセラミドを取り除く作用が強いので避けるようにしましょう。

乾燥対策その2:睡眠改善でセラミドを増やす

セラミドは眠っている間に作られます。睡眠時間を確保することや質のよい睡眠を取ることによって肌の代謝が良好に。特に眠りについてから3時間はゴールデンタイムといって肌の新陳代謝が活発になる時間です。この時間に熟睡できるようにしましょう。最初の3時間に目が覚めてしまう人は、寝る前にストレッチをする、体をオイルマッサージしてリラックスモードのスイッチをオンにする、といった工夫をして、とにかくぐっすり眠るようにしてみてください。

乾燥対策その3:セラミドは内側と外側、Wで補う

スキンケアでも、保湿美容液やクリームはセラミド配合のものを選ぶようにして。またできればセラミドのサプリメントも摂取し、内側と外側から補うようにします。今年は機能性表示食品が登場し、乾燥肌にちゃんと効果のあるサプリメントがたくさん登場しています。冬の間だけでも試してみてはいかがでしょう。


writer:松尾真佐代