「すわ、旗つつみ!?」 ドローンレース初心者が低価格機で出場したら″ドローンレーサー猿″になった話

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11月7日に千葉県香取市の THE FARMで開催された、小型ドローンによる本格的なエアレース『Drone Impact Challenge 2015』。

もっぱらTVやニュースで話題を集めたのが、ヘッドマウントディスプレイを装着しFPV(一人称視点)でドローンの操縦を行なうマスタークラスでしたが、あまり報道されなかったレギュラークラスというレースがあったのをご存じでしょうか?

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最初は自分も「マスタークラスの取材にだけ行けばいいか〜」と思っていたんですが、次第に「第一回の記念大会だし、やっぱ観るだけより参加したほうが面白いよな」という考えに。

だって観戦するだけの入場料が1000円で、レース参加費が4000円ならここは参加でしょう!

と、その場の勢いでとりあえずウェブからエントリー!したものの、レースに出られそうな屋外用ドローンは手元になく、まずはドローンの購入から!<そこからかよ!

とはいえ、機会があれば購入をしようと考えていた機体があるんですよ。以前、週刊アスキーでドローン特集をした際に室内で飛行させて、そのパワフルさ故>コントロール不能>壁に激突>墜落>落ちた機体の上に壁にかかった絵が落ちる>ローター大破>メーカーさんに謝罪。という最強コンボを決めた、俺の中で悪魔のドローン(扱えないハイパワー故に)と呼ぶそのドローンの名は・・・。

ハイテックマルチプレックスジャパンが販売する『RC EYE One Xtreme』!

全長225mmと小型なのにブラシレスモーターを採用し、専用マウントを装着すればGoProまで搭載できるほどのハイパワー!なのに、定価は2万5000円とかなりリーズナブル。で、さっそくアマゾンで調べたら、1万8360円とかになっていたので、即購入ですよ!

一緒に『RC EYE One Xtreme バッテリーパック(1150mAh)』(2495円)も2個買って、付属のバッテリーパック(800mAh)とあわせて3個を充電しつつうまくまわせば、1日遊べるだろうという計算。

というワケで次の日には手元に到着したのですが、ご存じのとおり東京都内では飛ばぜる場所がなかなかない!

結局、大会当日までに2回ほど千葉の山間にある人気のない公園に出向いて、計6パックほど練習。1回目は3パック使ってちゃんと着陸出来たのは0回というていたらく。

しかし、2回目は3パックやってちゃんと着陸出来なかったのが1回のみ!これは俺の腕があがったのではなく、ローターをひとまわり大きい『Xtreme 大径プロペラセット (150mm)』(2000円)に交換したからなのですよ。

いや〜、Xtreme 大径プロペラセットいいわ〜。ノーマルの138mmローターから12 mm長くなっただけなのに、機体の安定感が全然違う!もともとGoProを搭載して重くなった機体を安定して飛ばすための大径プロペラなんで、ホバリングの安定感や着陸のしやすさとか、全ての操作において機体の動きがマイルドな感じに。

大径プロペラのおかげで、ひょっとしたら優勝もあんじゃね?てな感じで迎えた大会当日。

レース会場となったTHE FARMはふだんはオシャレな農場リゾート施設ですが、この日はラジコンヘリやドローンを扱っているメーカーさんがブースを出してました。

さっそく受付でエントリーしてネームタグをもらいます。レース会場はこの階段を下りた下。(車椅子の上げ下げをお手伝いいただいた皆さん、ありがとうございました!)

コースを上から見るとこんな感じ。ところどころにある水たまりにだけは絶対に落としたくねぇぇ!

さっそく検査場でレギュレーションに違反していないか機体のチェックを受けます。レギュラークラスには空撮用ドローンとして大ヒットしたDJIのPhantomシリーズで参加される方も多かったです。

34名のレギュラークラス参加者によるパイロットミーティングも終わり。いよいよレースが始まります!

レギュラークラスは、2本のフラッグを3台一緒に3周するタイムアタック方式。泣いても笑ってもフライトは1回のみ。そこで3周の合計タイムがいちばん速かった機体が優勝というリールです。

あっという間に5ヒートの俺の番がやってきました。あ、そうそう。フライト時にはサングラスはあったほうがいいですヨ。

さっきまでは「根拠無く、優勝あんじゃね?」とか思っていたんですが、いざグリッドにつくと緊張感MAX。レースは超ビビリなテイクオフからはじまって意外な結末に!(笑)


なんか途中ちょっと違うスポーツになっていましたが、なんとかゴール!タイムは1分39秒88で完走機体最下位の25位でした。(笑)

コレに懲りず、今後は"ドローンレーサー猿"として、さらに腕を磨きますヨ!www

旗つつみで使用した機体は泥まみれに!

因みにレギュラークラスの1位のフライトはこんな感じでした。

優勝したのは小林良さんが操縦するハイテックマルチプレックスジャパンの『AIR DANCER X350』で、公式優勝タイムは34秒57。フッ、俺の飛びとは次元が違うぜ!

ともあれ、観るだけよりも参加したほうが絶対に楽しいドローンレース。機会があれば参加することを強くオススメします!

でも、練習する場所がないよ!とお嘆きの貴方に朗報です。マスタークラス優勝者の久野利明さんは毎晩ドローンシミュレーターで練習をしていたそうですヨ。

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