乾燥する季節に大活躍するワセリン。顔にも体にも使えるのでドライスキンの人は手放せないですよね。しかもワセリンは保湿だけでなくメイク下地や靴ずれの応急処置、あるいは花粉症対策にまで使えてとっても便利。ワセリンの意外な使いかたを知って日常生活に役立てくださいね。

ワセリンが肌の乾燥によい理由

ワセリンが単なる保湿剤だと思っている人が少なくないようですが、実はワセリンは石油から作られた「油」です。肌の表面をおおうことで水分の蒸発を防ぎ、外部刺激から肌を守ってくれるのです。石油というと抵抗があるかもしれませんが、もともと石油は天然資源ですし、精製されているものから抽出されているので大丈夫。ワセリンは皮膚科で使うクリームにも配合されているほどで、安全性には問題ありません。

でも顔に使うときは注意が必要?

ただし、顔に使うなら精製度が高い「白色ワセリン」を使うようにしてみて。そしてワセリンはべたつくので、適量を使うこと。あまり量が多いと空気中のほこりなどを吸いこんで肌を汚してしまいます。ワセリンを顔全体に薄くのばして使用しますが、べたつきが気になる人は最後にティッシュで押さえると余計な油分がオフされます。ワセリンはあくまでも水分の蒸発を抑えるもの。肌にうるおいを与えるわけではないので、化粧水や美容液をたっぷり使った後にお顔を一枚フィルムを乗せるような気持ちでうす〜く使ってくださいね。

ワセリンの意外な使いかたを伝授

お肌の弱い人は不純物が入っていないワセリンを化粧下地代わりに使うとよいでしょう。市販の化粧下地より肌刺激は少なく、メイクが肌を刺激することも防いでくれます。もちろんリップクリームとして使うと唇の乾燥防止になります。手が乾燥する人はハンドクリームにもなります。新しい靴を買ったときに靴擦れが起きやすい部分にワセリンを塗っておけば靴ずれにならなくてすむか、なっても傷を保護して治りを早めてくれます。虫刺されによるかゆみ、日焼け後の肌の保護にも使えます。革靴を磨く時に使えば、ツヤツヤに輝きます。

一番おすすめなのが花粉ブロッカーとして使うこと。花粉症の人が鼻の周りにワセリンを薄く塗っておくと余計な花粉を吸着してくれて、吸い込む前にブロックしてくれます。

これだけ万能なワセリン。今年はちびタイプも発売されています。男性も女性もかばんにひとつ忍ばせておけば、いざという時必ず役に立ってくれますよ。


writer:松尾真佐代