写真提供:マイナビニュース

写真拡大

SAP ジャパンは11月18日、オンライントランザクション用データベースである「SAP Adaptive Server Enterprise(SAP ASE)」の新バージョン「SAP ASE 16.0 SP02」を提供開始した。新バージョンは金融、通信、小売り、医療、交通などの業界においてトランザクションが集中するアプリケーションをモダナイズし、世界中のオンプレミスやクラウドのシステムで24時間365日、何百万件のトランザクションが発生するデジタルエコノミーの要望に対応することを目指す。

SAP ASEはミッションクリティカルな環境でテラバイト規模のデータベースをトランザクション処理し、高速パフォーマンス、実証済みの信頼性、低TCO(Total cost of ownership:総所有コスト)を提供。これは「SAP Business Suite」「SAP Business Warehouse」「SAP Solution Manager」といったパートナーソリューションやカスタムソリューションなどXTP(Extreme Transaction Processing:膨大なトランザクション処理)を要求する多くのアプリケーションに有効という。

新バージョンの主な機能はMemScaleオプションにより高速トランザクション処理を可能とし、大規模同時アクセスユーザーが実行するXTPアプリケーションをサポート。また、always-onオプションにおいて顧客はローリング(無停止)アップグレードや自動アプリケーションフェールオーバーなどによる統合された可用性とディザスタリカバリのアーキテクチャを使用し、グローバルで24時間365日オペレーションを実行することができるため堅牢なビジネスを継続できる。

さらに、workload analyzerオプションではデータベース管理者は潜在的なワークロードをシミュレーションしてシステム環境を最適化することで運用効率の向上、無停止のデプロイメントが可能。

これらの新しい機能により「SAP HANA」を使用したSAP ASEのレポーティングアプリケーションの処理速度を加速させる「SAP HANA accelerator for SAP ASE」やSAP ASEの「Amazon Web Services(AWS)」「SAP HANA Cloud Platform」「SAP HANA Enterprise Cloud」などクラウドベースのデプロイメントサポートを拡張することになるという。

そのため、クラウドにおける様々なオプションを提供するだけでなく、SAP ASE Enterprise Editionの無制限、ノンプロダクティブ(非稼働)環境での使用を提供する柔軟なライセンスモデルも利用が可能となった。