テレビCM×スマホ動画広告でブランドリフト効果がUP。相乗効果により購入意向が約2.43倍に【App-CM調べ】

スマートフォンでの動画視聴が一般化する中で、動画広告市場は2015年に500億円規模に達するという予測がでるなど急速に拡大しており、企業がスマホメディアにテレビCM用の動画を掲載するケースが増加しています。
テレビCMとスマホ動画広告を組み合わせることでブランドにどのような効果を与えるのか、今回の調査では定量的なデータからその効果が明らかになりました。
テレビCM×スマホ動画広告で購入意向が約2.43倍向上
2015年9月に全国で公開されたアドベンチャー映画のキャンペーンを対象に、App-CMが提供するスマホ動画広告プラットフォーム「App-CM Native Video Ad」上の動画広告とテレビCMの相乗効果を調査。
テレビCMはスポット出稿を、スマホ動画広告は1秒以上動画を視聴した人を対象とし、テレビCM(15秒)とスマホ動画広告のそれぞれに接触した人と、その両方の接触者・非接触者を比較しました。
その結果、映画の認知度はテレビCMとスマホ動画の両方に接触した人の方が、テレビのみに接触した人に対して1.07倍高くなり、僅かながら相乗効果が見られました。
興味度は、両方に接触した人がテレビのみに比べて1.16倍、商品購入意向は1.18倍となり、商品購入意向は、非接触者に比べると両方に接触した方が約2.43倍高かったそうです。
▼左から順に「認知度/興味度/購入意向」の3項目について、「非接触/App-CMのみ/テレビCMのみ/両方に接触」を比較
以上の調査結果から、テレビCMとスマホ動画広告を組み合わせることで相乗効果が見込めることが判明。とりわけ、商品購入意向を高めるために効果的であることも明らかになりました。
App-CMでは、高いブランドリフト効果があった要因はユーザーがエンタメへの興味が高まった心理状態のときに接触できたことにあると推測し、『あ、テレビでも見たけど、この映画話題になっているのかな?』といったコンディションをテレビCMとスマホ動画広告の組み合わせで作ることができるとしています。
調査概要
■調査主体:株式会社 App-CM
■調査地域:全国
■調査方法:インターネットリサーチ
■広告配信方法:
【App-CM NATIVE VIDEO AD】2015年9月16日(水)〜2015年9月22日(火)
■調査時期:2015年9月28日(月)〜9月30日(水)
■標本数:9462サンプル(マクロミルモニタを利用)