日本vsカンボジア 試合後のハリルホジッチ監督会見要旨

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[11.17 W杯アジア2次予選 カンボジア0-2日本 プノンペン]

 日本代表は17日、W杯アジア2次予選でカンボジア代表と対戦し、2-0で勝った。前半はスコアレスで折り返したが、後半6分にオウンゴールで先制。同45分にFW本田圭佑が追加点を奪い、2015年ラストマッチを白星で飾った。

以下、試合後のハリルホジッチ監督会見要旨

バヒド・ハリルホジッチ監督

「勝利することはできたが、前半にはまったく満足していない。いろいろな選手をトライし、連係の取れていない選手を使った私の責任だ。そのために前半は混乱が起きた。後半は良くなり、いつもどおり多くのチャンスをつくったが、2点しか取れなかった。選手を祝福しないといけないが、日本代表はもっと良くならないといけない」

―ハーフタイムの指示と柏木を投入した狙いは?

「彼が入ってゴールに近づけたし、PKも得ることができた。彼は後ろからの組み立てに必要な選手。ダイアゴナルのパスを出せるし、相手の背後にもパスを送ることができる。前線の選手も良いパスコースをつくり出してくれた。相手はものすごく頑張るチームで、何人かの選手は疲労でグラウンドに倒れていた。彼らは素晴らしい選手たちだった。(ハーフタイムには)中盤と前線の選手に背後への動き出しとオブリックランニング(斜めの走り)をしっかりやってくれと伝えた。柏木と山口を中心にしっかりビルドアップしてくれと。(香川)真司には岡崎と違う動きをしてくれと伝えた」

―カンボジアの印象は?

「真実を言いたい。よく戦うチームで、守備からカウンターアタックを仕掛けてくるチームだった。ただ、これはアジアの監督たちへのメッセージだが、毎試合、今日のようなプレーでは向上しない。チームを発展させたいのなら、もう少し勇気を持って前へ攻撃するべきだ。おそらくこれが原因でアジアは低いレベルにとどまっているのだと思う」

―いろいろな選手をテストしたが、その評価は? 「美しく」終わることができたか?

「この2試合で20人の選手を使ったが、これはまれなことだ。みなさんも初めて見た現象ではないか。リスクはあったが、なぜこれをやらなければならないか理解しているし、予選の段階ではこれが可能だとも思っていた。A代表でどのような振る舞いをするのか。彼らには自分たちのクラブとはまったく異なることを要求している。もちろんオートマティズムやビルドアップの部分で常にハイレベルにできるわけではないが、何人かの選手にはもっとやってほしかった。後半はバランスが良くなり、我々のプレーが豊富になった。ボールが早くサイドにも背後にも行くようになった。柏木と本田がプラスをもたらしてくれた。チームに関して多くの情報を得ることができた。美しさという意味では、一応勝った。しかし、もう少し点は取れたと思う」


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