2試合で20人起用のハリルに本田も感嘆「評価されるべき」

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[11.17 W杯アジア2次予選 カンボジア0-2日本 プノンペン]

 結果とテストを両立させるアウェー2連戦となった。12日のシンガポール戦(3-0)から先発8人を変更。この2試合で招集した23人のうちDF丸山祐市、GK林彰洋、GK六反勇治を除く20人を起用した。

 バヒド・ハリルホジッチ監督は前半の内容について「まったく満足していない」としながらも、「いろいろな選手をトライし、連係の取れていない選手を使った私の責任だ。そのために前半は混乱が起きた」と述べた。

「この2試合で20人の選手を使ったが、これはまれなことだ。みなさんも初めて見た現象ではないか。リスクはあったが、なぜこれをやらなければならないか理解しているし、予選の段階ではこれが可能だとも思っていた」

 今回の2連戦にいずれも先発したのはGK西川周作、DF吉田麻也、DF長友佑都の3人だけ。シンガポール戦ではMF香川真司、FW岡崎慎司、カンボジア戦ではFW本田圭佑、MF長谷部誠が2次予選で初めて先発から外れた。

 本田は「監督は前半、こうなる恐れがあることを分かったうえでチャレンジしたと思うし、それは監督として評価されるべきだと思う。全選手に平等にチャンスが与えられているのは、監督と選手の信頼関係にもつながる」と、指揮官の起用法に理解を示し、その決断力を称えた。

「A代表でどのような振る舞いをするのか。彼らには自分たちのクラブとはまったく異なることを要求している」。ピッチ内外で目を光らせたハリルホジッチ監督。「何人かの選手にはもっとやってほしかった」「チームに関して多くの情報を得ることができた」。カンボジア相手に苦戦を強いられたが、選手の見極めという意味では収穫のある年内ラストゲームだった。

(取材・文 西山紘平)


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