ハリルホジッチ監督、アジア各国の戦い方に苦言を呈すも「全く満足していない」《ロシアW杯アジア2次予選》

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▽日本代表は17日、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選(兼AFCアジアカップUAE2019予選)の第6戦で、カンボジア代表とナショナル・スタジアムで対戦し、本田の5試合連続弾などで2-0の勝利を収めた。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は試合後、カンボジアを含めたアジア各国の戦い方に苦言を呈しつつも、日本代表のパフォーマンスに満足していない様子を示している。ハリルホジッチ監督のコメントは以下のとおり。

ヴァイッド・ハリルホジッチ監督

「まず、勝利した。しかし、我々は前半に全く満足していない。後半は良くなったが、(今日の試合内容は)私の責任だ。色んな選手を試し、プレー機会のない選手を選んだということもある。前半は少し混乱が起きていたと思う。後半はかなり良くなり、大きなチャンスも作ったが、2点しか取れなかった。選手を祝福しなければいけないが、日本代表はもっと良くなる必要がある」

「みなさんもご覧になったように、香川は1回か2回ボールに触っただけでチャンスを作り、PKも獲得した。柏木は後ろからの組み立てにおいて必要な選手であり、パスをよく出していたし、相手(守備陣)の背後にもボールを送っていた。彼には最終予選に関する話もした。前線の選手の動き出しも良かったし、パスコースをうまく作っていた。相手は徐々に疲れ始めていたが、戦って頑張るチームだった」

――ハーフタイムにどんな指示をしたか

「特に、中盤と前線の選手各自に直接伝えた。(相手の最終ラインの)背後への動き出しやランニングをすること。柏木と山口を中心にしっかりとビルドアップをしてくれということ。香川には岡崎と違う動きをするよう伝えた」

――カンボジアのチームに関して

「正直に話したいと思う。素晴らしく戦うチームだった。守備とカウンターをするチームだった。ただ、これはアジアの監督に対するメッセージだが、毎試合このような試合をすると向上しないと思う。チームを発展させたいのであれば、もう少し勇気を持って前に攻撃するべきだ。おそらく、これが原因でアジアは低いレベルに留まっているのだと思う」

――テストの意味合いもあったが、どれだけ選手は応えてくれたか

「この2試合で18人から19人の選手を起用した。これは実際には珍しいことだと思う。おそらく、みなさんは初めて見た現象だったのではないかと思う。リスクはあったが、このようにした理由を理解している。この予選の段階では少し可能ではないかと思っている。代表でどうプレーできるのかということを知りたいし、彼らが所属クラブでやることと全く違うものを要求している。もちろん、ビルドアップのところで常にうまくできる訳ではないが、何人かの選手にはもっとやってほしかった。後半は少しバランスが整い、我々のプレーができるようになった。ボールがサイドにも背後にも素早くいくようになった。柏木や本田といった選手がプラスをもたらしてくれた。私はチームに関して多くの情報を得ることができたと思う」

――美しく終われたか

「美しさに関してだが、一応勝利した。みなさんがご存知のように、もう少し点が取れたと思っている」