本田がワールドカップ予選5試合連続のゴールを決めた。

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 ロシア・ワールドカップのアジア2次予選、カンボジア対日本は、11月17日にカンボジアのナショナルオリンピック・スタジアムで現地時間の19時14分(日本時間21時14分)から行なわれ、日本が2-0で勝利を収めた。日本は勝点16でグループ首位をキープしている。

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 日本のスタメンは、GK西川周作、DFは右から長友佑都、吉田麻也、槙野智章、藤春廣輝が並んだ。ボランチには遠藤航と山口蛍が起用され、トップ下には清武弘嗣に代わって香川真司が復帰。3トップは、右サイドに原口元気、左サイドに宇佐美貴史、中央に岡崎慎司が名を連ねた。
 
 立ち上がりからボールを支配する日本だが、カンボジアもカウンターから虎視眈々と日本ゴールを狙う。9分には吉田がFWラボラビーに背後へ抜け出され、ピンチを迎える。しかし、ここは槙野がカバーリングに入り、事なきを得た。
 
 このピンチの直後、日本は岡崎が絶妙なトラップからシュートに持ち込むが、GKの好セーブに遭いゴールならず。リバウンドを拾った原口のシュートもDFの身体を張った守備に阻まれた。

 フィニッシュまでは持ち込むもののなかなかゴールを割れない日本に対して、カンボジアは22分、再びカウンターからラボラビーがドリブルで持ち上がる。カバーリングに入った吉田を振り切り、ペナルティエリア内で決定的なシュートを放つも、ボールはサイドネットを揺らすにとどまった。
 
 だがカンボジアの勢いは止まらず、再びラボラビーが左サイドからドリブルで仕掛けると、対峙した槙野がペナルティエリアのすぐ外でファウルを犯してしまう。このFKは吉田のクリアでなんとか防いだものの、あわや失点の危ない場面が続く。
 
 さらに42分には、縦パス一本で抜け出したカンボジアのMFソクペンがペナルティエリア内に侵入。粘り強くシュートに持ち込んだが、これはバーの上を越えた。
 
 日本は前半アディショナルタイム、香川のクロスに藤春が強烈な左足ボレーを放つもののポストを直撃。その後のCKのチャンスでもゴールは奪えず。
 
 結局、前半は0-0で終える。スタジアムのカンボジアのファンからは、日本を相手に健闘する自国のチームに大きな声援が沸き起こった。

 日本は後半、遠藤に代えて柏木を投入。その柏木が後半開始早々にいきなり仕事をする。中盤でボールを保持した柏木が、ゴール前の岡崎にフィードを送ると、岡崎の落としたボールに反応した香川が倒されPKを得る。しかし、キッカーの岡崎のシュートは相手GKに止められゴールを割ることはできない。
 
 それでも、再び柏木のキックから日本はついに先制点を奪う。51分、敵陣右サイドでFKを得ると、柏木のクロスがカンボジアDFのオウンゴールを誘う。日本がようやく均衡を破った。

 62分、日本は宇佐美に代えて本田圭佑を起用。その投入直後、柏木のフィードに本田が反応。ゴール前に抜け出すが、ファーストタッチのシュートは上手くヒットせず、ゴールとはならなかった。
 
 日本はその後も柏木を起点としたパスワークでカンボジアゴールに迫る。しかし、ゴール前にクロスを放り込むものの、追加点を奪うことができない。

 85分には柏木の縦パスに反応した本田がノートラップでシュートを放つが、GKの好セーブに遭い、またもゴールならず。その直後、岡崎に代わって南野拓実が投入された。
 
 88分、左サイドを抜け出した原口のクロスがファーサイドに抜けると、待ち構えていた南野がボレーを放つが、ゴール前に立ちはだかるDFの壁に阻まれた。しかし90分、藤春のクロスに本田が頭で合わせて、ついに日本が追加点を挙げる。本田はワールドカップ・アジア予選で歴代1位となる5試合連続ゴールとなった。
 
 結局、日本が2-0でカンボジアに勝利。後半の柏木の投入で流れを引き寄せ、勝点3に漕ぎ着けたものの、いまだ勝点0の格下相手にはスッキリしない内容だった。