地域密着型のスターバックスが、自由が丘にオープン。大きなガラス張りの外観が目印だ

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スターバックス コーヒー ジャパンは「スターバックス コーヒー 奥沢2丁目店」を、11月19日(木)にオープンする。同店は、“Neighborhood and Coffee”をコンセプトとした地域密着型店舗の第4号店。11月17日(火)には、メディア向けの内覧会が実施され、上質でありながらもリラックスできる店舗空間や、限定メニューの数々がひと足早くお披露目された。

【写真を見る】ワインとケーキをセットにしたメニューも!写真左から、「ブリス チョコレート ケーキ オン レッド」(1100円)と「レモン ケーキ オン ホワイト」(1050円)

自由が丘駅から徒歩4分。駅前の賑やかな雰囲気を残しつつも、ほどよく生活感が漂う落ち着いた路地の一角に、同店はたたずむ。全面ガラス張りの開放的な店構えが印象的だ。

店内に足を踏み入れると、ナチュラルな色味の家具で統一された、温もりのある空間が広がる。広報担当の田中さんは、「自宅のリビングの延長線上にあるカフェを目指しました。なかでも店内奥のスペースが特徴的で、木の木目を生かしたダイニングテーブルやローソファを置いています。北欧風のインテリアにもご注目ください」と話す。

バリスタと気軽に会話を楽しめる、バーカウンターも設置。こちらでは、厳選された高品質の豆をオーダーごとに挽き、1杯1杯抽出してくれる「スターバックス リザーブ」のコーヒーが出来上がるまでの様子を、目の前で見ることができる。スタッフは皆私服のため、身近に感じられるのもうれしい。

メニューにも独自のこだわりが光る。“Neighborhood”タイプの店舗が提供するメニューはすべて、通常の店舗とは異なるラインアップ。コーヒーメニューは常時10種類ほどを取りそろえ、エスプレッソに使用するコーヒー豆は、カフェインレスのものを含む全3種類から選べる。

なかでもおすすめなのは、同店で手作りするバニラシロップを使用した「ホームメイド バニラ ラテ」(650円)。「市販のシロップと比べると、やはりフレッシュさが違います。バニラの豊かな風味をお楽しみください」と、田中さん。記者が飲んでみたところ、想像以上に優しい甘味で、心の底から癒されるようなおいしさだった。寒くなるこれからの季節は、特におすすめしたい。

スターバックスならではのセンスで仕上げた、アルコールドリンクも見逃せない。「ブリス チョコレート ケーキ オン レッド」(1100円)は、芳醇な赤ワインに、ビターなチョコレートケーキを合わせた一品。この他、白ワインとレモンケーキがセットになった「レモン ケーキ オン ホワイト」(1050円)も用意する。グラスの上にケーキがのった小皿がセットされており、見た目もかわいらしい。

田中さんは、「仕事帰りに一杯飲みたいと思っても、女性1人だと居酒屋やバーには入りづらいですよね。そんな時、自宅のような感覚で気を使わずに、プライベートな時間を過ごしていただければ」とアピールする。

この他、シャキシャキの青森産リンゴを使用した「青森産りんごのアップルパイ with アイスクリーム」(580円)など、店内のオーブンで焼き上げるペストリーも魅力的。タイミングが良ければ、アツアツの焼きたてを味わうことができる。

自宅のリビングからちょっと足を伸ばして、至福のカフェタイムを過ごせる、新しい形のスターバックス。こだわりの空間やメニューを堪能しに、ぜひ足を運んでほしい。【東京ウォーカー】