写真提供:マイナビニュース

写真拡大

ルネサスエレクトロニクスは11月17日、2系統の通信アドレスを自動で判別可能な機能を搭載し、HEMS機器やスマートメーターの開発期間を短縮できるWi-SUN対応機器向けサブギガ帯無線通信ソリューションを発売すると発表した。

今回発表されたのは、HEMS機器に必要となるスマートメータとの通信、および家庭内機器との通信の2系統に1チップで対応可能な無線通信LSI「RAA604S00」と高性能32ビットマイコン「RX63N」の組み合わせによるWi-SUN無線ソリューションおよび「RAA604S00」内蔵の低消費電力16ビットマイコン「RL78/G1H」によるWi-SUN無線ソリューション。

開発環境として、評価ボード(テセラ・テクノロジー製)と通信制御ソフトウェア(ルネサス製)が用意されており、「RX63N」を搭載した評価ボードと通信制御ソフトウェアはWi-SUNアライアンスが策定するHAN(Home Area Network:家庭内ネットワーク)認証用標準器に世界で初めて採用されている。ルネサスは、同ソリューションを使用することで、すべての第三者製品との相互接続性を確保し、Wi-SUN規格に準拠したHEMS機器を早期に開発することが可能になるとしている。

無線通信LSI「RAA604S00」は、9月からサンプル出荷を開始し、サンプル価格は250円(税別)で、2016年1月から量産する予定。一方、Wi-SUN対応低消費電力16ビットマイコン「RL78/G1H」は、同様に9月からサンプル出荷を開始し、サンプル価格は620円(税別)で、量産は2016年4月の予定。32ビットマイコンの「RX63N」は発売済であり、開発環境としての評価ボードもテセラ・テクノロジー社から発売済み。また、通信ソフトウェアはルネサスから試用版がリリースされており、2015年12月から正規版を発売する予定となっている。