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11月16日(独時間)、スーパーコンピュータ(スパコン)の処理能力ランキング「TOP500」の2015年11月版が発表された。

46回目となる今回の1位は、中国National University of Defense Technologyの「Tianhe-2(Milky Way-2/天河2号)」となり、6回連続のトップ獲得となった。演算性能は前回に引き続き、33.8627PFlopsとなっている。上位5位までは、前回と順位ならびに演算性能に変化はなく、2位が米オークリッジ国立研究所(ORNL)の「Titan」(17.590PFlops)、3位が米ローレンスリバモア国立研究所(LLNL)の「Sequoia」(17.173PFlops)、4位が日本の「京」(10.510PFlops)、5位が米アルゴンヌ国立研究所(Argonne National Laboratory)の「Mira」(8.586PFlops)となった。

トップ10に新しく入ったシステムとしては、米ロスアラモス国立研究所(LANL)とサンディア国立研究所(SNL)の「Trinity」(8.100PFlops)が6位にランクインしたほか、独High Performance Computing Center(HLRS)の「Hazel-Hen」(5.640PFlops)が8位に入った。これにより、前回6位だったスイスSwiss National Supercomputing Centre(CSCS)の「Piz Daint」(6.271PFlops)が7位に、同7位だったサウジアラビアKing Abdullah University of Science and Technologyの「Shaheen II」(5.537PFlops)で9位に、8位だった米テキサス大の「Stampede」(5.168PFlops)が10位にそれぞれ順位を下げた。また、前回9位の独Forschungszentrum Juelich(FZJ)の「JUQUEEN」、同9位だったDOE(米国エネルギー省)/NNSA(米国国家核安全保障局)/LLNLの「Vulcan」はトップ10から外れた。

国/地域別では米国が200システム(前回231システム)でトップ。次いで中国が109システム(同37システム)、欧州108システム(同141システム)、日本36システム(前回40システム)となった。アメリカのシステム数が1993年のランキング開始以来最低となったほか、中国のシステム数が大きく伸びたこともあり、アジア全体のシステム数が173システムと欧州のシステム数を抜いた。