16日、フランス・パリで起きたテロ事件の犠牲者を悼み、ソウルのNソウルタワーがフランス国旗の色にライトアップされたが、韓国のネットユーザーからは一部皮肉めいたコメントも寄せられている。写真はNソウルタワー。

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2015年11月16日、韓国・YTNテレビによると、13日にフランス・パリで起きたテロ事件の犠牲者を悼み、ソウル南山にあるNソウルタワーがフランス国旗の色にライトアップされた。

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ライトアップは日没から午前0時まで行われ、フランス国旗の青・白・赤の3色のLEDライトが20秒間隔でタワーを照らした。パリでのテロ事件を受けた哀悼のライトアップは、東京都庁や東京スカイツリー、中国・上海のテレビ塔、オーストラリア・シドニーのオペラハウスなどでも行われた。

この報道に、韓国のネットユーザーからは犠牲者への哀悼の言葉のほか、「こうした(世界の)流れに賛同するのは良いことだ」「63ビル(ソウルにある超高層ビル)でもやっては?」など肯定的なコメントが数多く寄せられた。

しかし一方で、自国の状況と引き比べた皮肉めいたコメントも目立つ。ソウルでは14日、朴槿恵(パク・クネ)政権に反対する大規模なデモが起こり、多数の負傷者が出る騒ぎとなっていた。以下は、寄せられたコメントの内容だ。

「それより、国が大騒ぎなのに」
「海外のテロよりも、国内の事情にもっと気を遣うべきでは?いったい何のために国が存在するんだ?」
「韓国で事件が起こった場合もこうやって哀悼してほしい」

「流行に乗ろうとする韓国らしいね。他人がやれば、私も、私も!」
「哀悼も追悼も、先進国に生まれなければ受けることはできないのか。汚い世の中だ」
「黄色いリボンも結んでほしい。セウォル号にはまだ人がいるんだ」(翻訳・編集/和氣)