【日本代表プレビュー】気になる環境とスタメン

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▽日本代表は17日(火)、プノンペンのナショナル・オリンピック・スタジアムで行われるロシア・ワールドカップのアジア2次予選(兼AFCアジアカップUAE2019予選)で、カンボジア代表と対戦する。

▽グループEの首位に立つ日本に対し、カンボジアは引き分けもなく全敗でグループの最下位に位置している。前日会見に出席したハリルホジッチ監督は「過小評価してはいけない」と語っていたが、日本で行われた前回の対戦(日本が3-0で勝利)を見ても実力差は明白。5バック+3ボランチでボックス近辺を固めてくることが予想されるカンボジアの守備を早い時間帯に攻略できるかは、先のシンガポール戦同様、1つの見どころになるだろう。

▽そのほかの見どころには、ピッチコンディションや気候といった環境面にどれだけアジャストできるかという部分を挙げたい。ピッチは不慣れな人工芝で、気候も現在の日本や欧州に比べれば高温で多湿だ。また、今回は試合で用いる使用球も普段のものとは異なる(アジア予選はFIFAの基準を満たせばOK)とのこと。選手たちは「少し重い」と口をそろえており、感覚のズレは気になるところだ。そういった環境面への適応は今後も重要になってくるはずだ。

▽気になるメンバーに関しては、シンガポール戦で先制点を挙げたFW金崎が右太ももの打撲で別メニュー調整中。前日練習にも合流しなかったため、欠場は間違いない。公開された練習では、主力組と目されるチームに、GK西川、1人少ない最終ラインには、DF吉田、DF槙野、DF長友が入り、中盤はアンカーにMF長谷部、インサイドにMF山口とMF香川を配した逆三角形。最前線には右からFW南野、FW岡崎、FW宇佐美が入っていた。

▽空いていた右サイドバックには、DF酒井宏かDF遠藤が入る可能性が高いが、長友も右サイドに回ることができる。また、中盤はこれまでのダブルボランチからアンカーを配した逆三角形となり、攻撃に重きを置いた形となっていた。長谷部の疲労を考えれば、アンカーの位置には遠藤が起用される可能性も考えられるが、ひとまずは、西川、吉田、長谷部、香川、岡崎のセンターラインでスタートするのではないだろうか。

▽また、シンガポール戦で先発したFW本田に代わり、右サイドにはFW南野が起用される見込み。1トップには岡崎が入るため、左サイドを清武、FW原口、FW宇佐美で争うことになりそうだ。いずれにしても、シンガポール戦から大幅にメンバーが変わることが予想される。勝ち点3の獲得はもちろんのこと、出場機会を得た選手にとっては、自身の力をアピールするまたとないチャンスになりそうだ。

▽日本としても、年内最後の試合を白星で飾ると共に、チーム内の競争を激化させるための好機にしたいところ。シンガポール戦のように、新たな戦力の台頭は見られるのか!? 注目の一戦は本日21:14にキックオフを迎える。