日本vsカンボジア 試合前日のハリルホジッチ監督会見要旨

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 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督が16日、プノンペンのナショナルオリンピックスタジアムで公式会見を行い、17日のW杯アジア2次予選・カンボジア戦に向けて意気込みを語った。

バヒド・ハリルホジッチ監督

「今年最後の試合になるが、シンガポール戦と同じようにしっかり勝利をして今シーズンを終わりたいと思っている。しかし、カンボジアを過小評価してはいけないとも思っている。このチームにクオリティーがあるのも分かっているし、モチベーションがかなり高いのも知っている。選手にはしっかり集中して、丁寧にやってほしい、そして勝利を手に入れてほしいと話している」

―勝つこと以外に何を目的に戦うのか? シンガポール戦からメンバーを代えるのか?

「我々の目的は常に一緒で、前に行くことだ。すべての計画を前に進めるということ。それは攻守にわたってだ。選手も何人か変更する予定だ。我々のチームには、決まったメンバーというものはない。最も良いパフォーマンスの選手が試合に出る。(チームづくりの)最初の段階では、たくさんの選手を使いたいと思っている。それは(選手を)より良く知るためだ。来年はまた少し違った方法を考えている。たくさんの選手にプレーする資格がある。彼らに表現する機会を与えたい。リスクがあることも理解しているが、私はすべての選手を信頼している。このチームは11人だけではない。23人でチームだと思っている。選手に資格があれば、そのチャンスを与えるということだ」

―ピッチコンディションと気候はどう思うか?

「人工芝のグラウンドだ。もちろん選手は天然芝に慣れているので天然芝が好ましかったが、私に変えることはできない。確かに少し暑いが、人工芝であることも、少し暑いことも分かってここに来ている。できるだけ早く適応して我々の仕事をやるだけだ」

―カンボジアはシンガポールよりもさらに引いてくる可能性があるが?

「カンボジアがどのようにプレーしてくるかはほぼ分かっている。我々のホームでやった試合から大きな変更をしてくるとは思わない。かなり固いブロック、低いブロックを敷いてくるだろう。それに対して我々がどのようにプレーすべきかも分かっている。選手にもそのことについて話した。いくつかの点で強調しなければならないことがある。守備の選手にはカウンターアタックに注意してほしいと話している。カンボジアには2、3人、速いカウンターを仕掛けてくる選手がいる。FWにも良い選手がいる。スピード、力強さがあり、フリックもリターンパスもできる選手だ。彼の近くにいる数人の選手がかなり速く攻撃に参加してくる。彼らに注意しなければ、我々に危険を与えるだろう。ゴール前ではしっかりリアリストになること。もっとアグレッシブになって、最後のラストパス、最後のシュートのところを冷静にと話している」

―シンガポール戦から改善を試みたことは?

「あるグループはしっかり休憩させた。他のグループはしっかりトレーニングさせた。移動と気候に慣れないといけないし、選手が壊れる可能性もあるからだ。しっかり調整することが大事で、何人か疲労回復しないといけない選手もいた。今朝、ビデオを使って、シンガポール戦で良かった点、何を向上しないといけないかについて彼らに説明した。守備に関してやらないといけないことも理解しているし、攻撃で何をしないといけないかも彼らは分かっている。かなりのディテールを説明した。特にシンガポール戦の前半についてだ。いくつかのアクションに関して、強豪国と同じようなアクションを見せてくれた。しかし、継続性がまだない。かなり大きなチャンスをたくさんつくったが、ゴールを仕留めるところはまだまだ向上できる。シンガポールは1、2回の得点を取るチャンスがあった。ディフェンスはそこを注意深くやるようにと話した。我々とやる相手はブロックを低く敷いてくる。ただ、我々がカウンターをまともに受けたことはまだないと思う」

(取材・文 西山紘平)


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