「強豪国のようなアクション」に満足するハリル、課題は「継続性」

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 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督が16日、プノンペンのナショナルオリンピックスタジアムで公式会見を行い、年内最終戦となる17日のW杯アジア2次予選・カンボジア戦に向け、「シンガポール戦と同じように、しっかり勝利をして今シーズンを終わりたいと思っている」と必勝を誓った。

 カンボジアはここまで2次予選で6戦全敗のE組最下位。FIFAランキングでも183位と、E組の5チームの中で最も低い(日本は50位)。それでも指揮官は「カンボジアを過小評価してはいけない。このチームにクオリティーがあるのも分かっているし、モチベーションがかなり高いのも知っている」と警戒を緩めない。

「カンボジアがどのようにプレーしてくるかはほぼ分かっている。我々のホームでやった試合から大きな変更をしてくるとは思わない。かなり固いブロック、低いブロックを敷いてくるだろう。それに対して我々がどのようにプレーすべきかも分かっている」

 引いた相手に対する攻撃に関しては、12日のシンガポール戦(3-0)の前半で手応えをつかんだ部分もある。この日朝、ミーティングでシンガポール戦の映像を選手に見せた。「シンガポール戦で良かった点、何を向上しないといけないかについて説明した」。そのうえで「かなりのディテールを説明した。特にシンガポール戦の前半についてだ。いくつかのアクションに関して、強豪国と同じようなアクションを見せてくれた。しかし、継続性がまだない」と、前半のパフォーマンスを90分間続けることが次の課題だと指摘した。

 シンガポール戦からは「選手も何人か変更する予定だ」と明言。「たくさんの選手にプレーする資格がある。彼らに表現する機会を与えたい。リスクがあることも理解しているが、私はすべての選手を信頼している。このチームは11人だけではない。23人でチームだと思っている」と、多くの選手にチャンスを与える考えを示した。

(取材・文 西山紘平)


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