今年も賞金を寄付したB・ワトソン!ファンサービスも忘れない(撮影:上山敬太)

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<三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日◇15日◇太平洋クラブ御殿場コース(7,246ヤード・パー72)>
 3位で最終日を迎えたが日本初優勝には手が届かなかった。「三井住友VISA太平洋マスターズ」最終日は濃霧のため競技中止。バッバ・ワトソン(米国)は単独3位で1年ぶりの御殿場に別れを告げた。
B・ワトソンの3日目のプレーをフォトギャラリーで振り返る!
 「プレーしたかったし、みなさんと戦いたかった。結果は分からないけど、“勝つ”というチャンスに挑戦したかった」というのが率直な本音だ。「これからの戦いに向けて良い感触をつかめた一週間だった」と好調だっただけに悔やまれる。
 昨年に続き日本のジュニア育成のために今大会の獲得賞金の寄付を申し入れたワトソン。「ゴルフをするに当たって“良い選手を目指すこと”ではなくて“家族や友人とゴルフを楽しむこと”を優先して頑張って欲しい」。まずはエンジョイすることだと、未来のプロゴルファーにメッセージを送った。
 ワトソンはそうした遊び心から身に付く技術もあると続ける。「例えば2012年のマスターズで私は林からボールを曲げてコースに戻しましたが、あれは練習場の平らなところから真っ直ぐに打つ練習をしていてもできないことです」。レンジで繰り返しても修得できない、小さいころからの遊びから生み出されたショットだった。「もちろんフェアウェイから打ってもらうのが一番ですけどね(笑)」とユーモアも交えながら説いた。
 また、周りの人たちへの感謝の気持ちも同時に感じてほしいとも説く。それは自身も小さい頃からプロになるまで多くの人に支えてもらってきたからに他ならない。「私にとってゴルフを通じて得たものはとても大きい」。「そして今はお返しをする番」と今回の寄付に至った理由を説明。ジュニアだけでなく、中止決定後に長蛇の列を作った多くのファンにありがとうの気持ちを込めながら筆を走らせていた。
 来年はリオオリンピックもあるため断言はできないが「スケジュール次第でまた戻って来たい」と明言。「みなさん来てくれてありがとう。良いときも悪いときも声援を送ってくれて嬉しかったです」。悪天候の中、富士の麓に詰め掛けた多くのギャラリーに感謝を述べて日本を後する。
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