ダイエットの味方「脂肪ゼロヨーグルト」、なにを使って作られてるの?
 脂肪ゼロでも、大丈夫?

 ヨーグルトを買う時、「脂肪ゼロ」と書かれた商品を多く見かけませんか? 実は最近、プレーンタイプはもちろんのこと、フルーツ系の甘い商品でも、このタイプのものが増えてきています。

 しかし、なんとなく人工的な気がしてしまい、ヘルシーそうなのに手が伸びない人もいるのではないでしょうか。

 そこで今回は、そんな不安を解決するためのお話。脂肪ゼロヨーグルトとは一体何モノなのか? わかりやすく解説をしてみたいと思います。

◆「脂肪ゼロ」ヨーグルトって自然? 不自然?

 実はこの疑問、ヨーグルトがどのようにして作られるか? が分かれば、簡単に解決する問題です。

 ヨーグルトの基本原料は、「牛乳」と「乳酸菌」。乳酸菌は、牛乳の中に含まれる「乳糖」という糖分を分解して「乳酸」という酸を作り出します。この酸が、これまた牛乳の「カゼイン」というたんぱく質を固めること(=凝固)でヨーグルトが出来上がるという原理。

 つまり、ヨーグルトが作られるために、「脂肪(脂質)」は一切関係しないんです。

⇒【画像】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=388703

 また、製造の際、必ずしも「牛乳(生乳)」を使う必要はなく、「乳またはこれと同等以上の無脂乳固形分を含む乳等」でもOK。

 そうです、脂肪ゼロのヨーグルトは、「無脂肪乳(脱脂粉乳)」を使用して作られるヨーグルトなんです。

 実際、商品の原材料を見ると、「乳製品」と書かれていることが多いのですが、これは、「脱脂粉乳」や「脱脂濃縮乳」などのこと。この他に特別なものは使われておらず、乳酸菌もスタンダードタイプと同じです。

 脱脂粉乳をどう解釈するかはさておき、脂肪ゼロのプレーンヨーグルトには、余計なモノ・怪しいモノは入っていません! これならダイエット中にも安心して食べられそうです。

 では、「味」にどれほどの違いがあるのでしょうか? 実際に食べ比べをしてみました。

◆差が歴然! 脂肪ゼロの味はこんなにも違った!

 今回食べ比べに選んだのは、明治のブルガリアシリーズ。スタンダードタイプ、脂肪ゼロ、生乳100%の3種です。

 まずは「見た目」。写真だと若干わかりにくく見えますが、実際は明らかに違いがわかるほど、脂肪ゼロはツブツブザラリとしています。

⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=388707

 そして肝心の味ですが、生乳100%を食べてしまうと、その違いに驚愕。脂肪ゼロは予想以上にあっさりしていて、すっぱい! そして、水っぽさが印象に残ります。もちろん好みの問題はありますが、食べて満足するタイプのヨーグルトではなさそうです。

 しかし、せっかくの健康ヨーグルト。これにクリームを加えたり、砂糖を入れて紛らわすのは本末転倒。ヘルシーさを活かしながら、どうにかしておいしく食べられないでしょうか? 対策を考えてみました。

◆脂肪ゼロを活かした、ヘルシーでおいしい食べ方とは?

 まずひとつ目。最も単純な方法ですが、「おいしい脂肪ゼロを探す」ということ。はい、そうです、その期待にかなう商品を発見しました! それは、「小岩井ブランド」。このヨーグルト、本当にクリーミーでまろやか、他ブランドの生乳ヨーグルトを負かしてしまいそうなクオリティーに仕上がっています。

 そしてふたつ目。それは、「脂肪とならんで、糖質オフにもこだわる」ということ。

 どんなに脂質を節制しても、糖質を食べ過ぎると中性脂肪を増やすことがわかっていますから、脂質と糖質のコントロールはセットで考えるべき。砂糖を使わないグラノーラや、カロリーゼロの甘味料を上手に合わせ、満足度の高い味わいを作り出しましょう。

 さあ、脂肪ゼロヨーグルトが自分の食生活に必要か、今一度考えて、賢くおいしく楽しみましょう!

<TEXT,PHOTO/スギ アカツキ>

【スギ アカツキ】
東大卒の食文化研究家。長寿美容食研究家。在学中に基礎医学や生命科学を学ぶ。さらにオーガニックや久司マクロビオティックを学び、独自で料理研究をはじめる。モットーは「長く美しくを、簡単に」。忙しい現代女性に合わせた健康メニューが得意。ヨガ教室や人気ブログ(http://saqai.com/)も手がけている。