これも、浅田真央(25)の復活による余波だろう。浅田のライバルだったキム・ヨナ(25)が第二の人生でつまずいてしまった。
 「彼女をテレビで見ない日はありません。CMタレントとして何社も契約していますし、今も韓国のスポーツアイドルとして国民に強い影響力を与えています」(在韓特派記者)

 そんなキム・ヨナには“もう一つの顔”がある。現役引退後に進んだ、大学院生としての顔だ。しかし、'18年平昌冬季五輪の特別大使を務めることが決まっており、学生生活に専念できていない。国民的スターである以上は覚悟の上だったろうが、キャンパスライフを満喫とはいってないようなのだ。
 「高麗大学に在籍していたとき、彼女は担当教授を名誉棄損で訴えています。結果的に彼女が訴えを取り下げて法廷で争うまでには至りませんでしたが、担当教授、大学側と円満に和解したわけではない。大学院に進んだ今も、教授側の彼女に対する言動は非常に慎重です」(同)

 “事件”はキム・ヨナが教育実習で高校の教壇に立ったときのこと。担当教授は教育指導者としてそれを見守ったが、「ショーを見せられただけだ」と苦言を呈し、これにキム・ヨナ側が激怒、名誉棄損で訴えた。
 「その教授はキム・ヨナ本人に直接伝えたのではなく、ラジオを通して発言したんです」(同)

 確かに、公共の電波で授業内容の未熟さを暴露された憤りは分からなくもない。キム・ヨナの代理弁護士は「大学、教授側から謝罪はなかったが、取り下げることにした」とコメント。和解しないまま今に至っている。
 「平昌五輪で浅田が出場すれば、大使役のキム・ヨナがかすんでしまいます。大学院を出た知性と博士号を習得した者として、彼女が浅田を見下ろすのが韓国国民の理想」(TV局員)

 大学院生という浅田にはない肩書が、キム・ヨナを引退後も優位にさせるはずだった。現役の浅田が調子を戻すたびに“過去の人”と化した自身の立場が歯がゆくてならないようである。