会場のオステリアルーチェと縁の深い参加者(写真は前回開催時のもの)

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東京・葛飾のワイン&ビアバル、オステリアルーチェが主催するイベント「かなまちマルシェ」が、11月15日(日)に開催される。同イベントは、ルーチェとつながりの深い食材生産者やインポーターが、「いま一番おいしいもの」を持ち寄って、毎月第三日曜日に販売する食の祭り。今年最後となるマルシェと食材の魅力について、主催者であるオステリアルーチェの馬場澄人さん・まゆみさん夫妻に話をうかがった。

【写真を見る】イタリア本国でも珍しくなった伝統製法で焼きあげられる「パネッツァ」のパン(写真は前回開催時のもの)

■ こだわり食材の作り手に出会える小さな市場

「かなまちマルシェは、日ごろから当店に料理素材を提供する作り手たちの“直接お客様とつながりたい”という思いから生まれた、小さな市場(=マルシェ)です。販売する食品は、店内でワインやビールと楽しむのはもちろん、持ち帰って家族で食べることもできます。今回のマルシェ出展予定者を紹介していきます」(澄人さん)

■ パネッツァ(イタリアパン)

「茨城・筑波山の麓にある、薪窯で焼き上げるパン工房。イーストを使用せず、粉の密度を高めた濃厚な味わいで『粉本来の味がする』と、リピーターも多いです。食事パンとしてはもちろん、チーズと一緒にワインに合わせても最高です」(まゆみさん)

■ バイシクル コーヒー(コーヒー豆)

「地元・金町でスペシャルティコーヒー豆を焙煎し、自転車で配達するというスタイルのオーガニックコーヒー専門店です。米サンフランシスコにあるロースターの東京支店で、雑味のないコーヒー果肉のクリアな味が楽しめる豆を中心に出品します」(澄人さん)

■ 陽だまり農園(有機野菜)

「私が生まれ育った千葉・匝瑳(そうさ)の後輩が育てた、農薬や化学肥料を使っていない野菜を販売します。近所の主婦の方にも大人気で、声をかけていただければ自宅でおいしく食べるコツも伝授しますよ!」(澄人さん)

■ ヴィアザビオ(輸入チーズ)

「ヨーロッパのオーガニックチーズの輸入代理店。扱うチーズはどれもこだわり抜いており、指定した牧草地の乳牛からのみ絞った牛乳を原材料に使うといった逸品ばかり。そのこだわりはきちんと味に反映され、特に軽快な後味にはチーズ通の方も驚かれます」(まゆみさん)

■ パータパテ(キッシュ)

「以前は、数軒隣にあったキッシュ店が、今回もおいしいキッシュを届けてくれます。素材には、平飼い鶏のオーガニック卵、ヴィアザビオのチーズ、千葉県産の桜のチップで燻した自家製ベーコン、無農薬野菜などをふんだんに使い、日本人好みの優しい味に仕上げてあります」(澄人さん)

■ ハシバミ(焼き菓子)

「素材の持つ自然な甘味を大切にしたシンプルさで人気の、茨城県・筑波山麓の焼き菓子工房です。クッキー、パイ、マフィン、レモンケーキなどが得意ですが、マルシェに何が並ぶかは当日のお楽しみです!」(まゆみさん)

■ オステリア ルーチェ

「会場である当店では、陽だまり農園産野菜の前菜や、定番のエゾ豚製ソーセージなど、イタリアワインやビールによく合うつまみを用意します。つまみは一品400円から、14種あるグラスワインは500円からとお手ごろ。とっておきのワインを開けることもあるので、テイクアウトはもちろん、店内でも楽しんでほしいですね」(澄人さん)

「手づくりなので、何が並ぶか我々にも当日まで分からないんです」と笑う馬場さん夫妻。どれも気になる出展者ばかりだが、人気商品は一時間で完売することもあるのだとか。会場のオステリアルーチェは、柴又の隣の京成金町駅の目の前なので、下町散策がてらお気に入りを探しに行ってはいかが?【東京ウォーカー/取材・文=杉山元洋】