武藤嘉紀(撮影:浦正弘/フォート・キシモト)

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ドイツ・ブンデスリーガのマインツで活躍している武藤嘉紀が、日本代表でも存在感を示した。2018年ワールドカップアジア2次予選、アウェイで行われたシンガポール戦に先発出場した武藤は2ゴールをお膳立てし、日本の3-0の勝利に大きく貢献した。

前半20分に金崎夢生がマークした先制点の場面では、事前に打ち合わせていたというとおりのプレーでアシストを決めた。武藤はファーサイドで相手右サイドバックとの空中戦で完璧に競り勝ち、本田圭佑が上げたクロスを頭で丁寧に落とすと、金崎が左足ボレーでゴールネットを射抜いた。

「チームで言っていましたけど、完全に引いてくる相手に対して高さは有効になる。自分のところのDFは小さかったので、圭佑くんや宏樹と話していて『自分に合わせてくれれば、しっかり折り返したり、上から叩くことができるから』と試合前に話していたので、そのとおりのよいゴールにつながるシーンになってよかったと思います」

先制ゴールのわずか6分後には、ダイアゴナル・ランでタイミングよくゴール前に入り、シンガポールDFと競り合いながら清武弘嗣の折り返しを右足でコントロール。それが結果的に本田のゴールを生むラストパスとなった。

マインツでは自身初のハットトリックを決め、今季リーグ6得点と1トップとして結果を残している武藤だが、シンガポール戦では左ウィングとして出場した。本人が「ずっとFWでやっていたこともあって、FWの動きになってしまうことも多々あった」と反省しつつも「それでも左サイドとして最低限のことはやれたのかなと思います」と話したように、元々は本職だと語るサイドで随所に存在感を示した。

だが、武藤は2得点に絡む活躍を見せても満足はしていなかった。

「欲を言えばゴールを取りたかったです。アシストできたのはよかったですけど、技術面でも戦術面でももっとよくなっていくと思うし、FWである以上、ゴールはいつも狙っていきたい」

前所属のFC東京やマインツでゴールの味を知った男は、4日後に行われるカンボジア戦でも貪欲にゴールを狙うつもりだ。

【日本蹴球合同会社/橋本明】

▼ 本田圭佑、金崎夢生、武藤嘉紀

(撮影:浦正弘/フォート・キシモト)


▼ 武藤嘉紀

(撮影:浦正弘/フォート・キシモト)


▼ 武藤嘉紀

(撮影:浦正弘/フォート・キシモト)


▼ シンガポール戦の先発イレブン

(撮影:浦正弘/フォート・キシモト)


▼ 酒井宏樹

(撮影:浦正弘/フォート・キシモト)


▼ 長友佑都

(撮影:浦正弘/フォート・キシモト)


▼ 柏木陽介

(撮影:浦正弘/フォート・キシモト)


▼ 本田圭佑、吉田麻也

(撮影:浦正弘/フォート・キシモト)


▼ 本田圭佑

(撮影:浦正弘/フォート・キシモト)