大日本印刷(DNP)は11月12日、同社が提供する「DNP集客アプリ作成サービス PASSMART(パスマート)」において、アプリのユーザーの来店回数に応じて割引や景品などのクーポンと引き換えられる「チェックイン機能」を追加した。また、英語・中国語・韓国語・ヒンディー語・アラビア語など各種の言語に対応可能とし、訪日外国人向けの機能も強化した。

PASSPARTは、O2O(Online to Offline、ネット・サービスによる来店促進)サービスに必要な各種機能を提供するクラウド型のプラットフォーム。

新機能は、店舗のアプリを使用している利用客が来店すると、来店ポイント付与や来店回数に応じた割引や景品などのクーポンと引き換えられるもの。来店したことを確認するチェックインの方法は、GPS(全地球測位システム)やBeacon(発信機)の位置情報から自動的に行う方法と2次元コードを読み取る方法から、ユーザーが選択できるとのこと。チェックインが成功すると、割引情報やポイント、クーポンなどを配信する。

多言語対応では各種言語のアプリを作成可能であり、日本に長期滞在して常時アプリを利用する外国人に加えて、インバウンド対応として一定期間だけ日本の店舗を利用する訪日外国人などに対しても、チェックイン機能を利用したイベントなどを展開できるとしている。なお、多言語対応の場合は1言語につき1アプリを作成する形式となる。

価格は、スタンダードプランの場合、初期費用が150万円(税別)から、月額利用料が30万円(税別)から。なお、チェックイン機能は2016年3月31日まで無償で利用可能。

同社は今後、スーパーマーケットやドラッグストアなどの流通小売やサービス業、直営店を持つメーカーなど、生活者と接する拠点を持つ企業を中心にPASSMART関連のサービスを提供し、2016年度で5億円の売上を目指すという。また、長年培ってきたとするコミュニケーション・デザインの知見やノウハウを生かし、今後もO2Oサービスを導入・運営する企業のニーズに柔軟に対応していくとしている。

(山本善之介)