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アウラニに来たならば、まずはリゾート中心部に位置する「ワイコロヘ・バレー」と、リゾート西側、海を臨む「カ・マカ・ランディング」に広がる、ディズニーが自信を持ってプロデュースする「ウォータープレイエリア」へと繰り出そう。
アウラニのプールを利用できるのは宿泊者のみ。プールサイドにあるタオルステーションで、客室のキーを見せ、まずはプールバンドとタオルを手に入れる。プールバンドは日ごとに色が変わるため、複数のバンドを付けているのは長期滞在の証しとなる。いくつものカラフルなバンドがなんだか眩しく、うらやましくなったりする。

2種類の「ウォータースライダー」は大人でも何度も繰り返したくなる楽しさ！　リゾート内を蛇行するように流れる、全長270mの流れるプール「ワイコロヘ・ストリーム」でぷかぷかと浮かぶのもまた楽し。熱帯魚と一緒に泳ぐことができる「レインボー・リーフ」では、スノーケル体験（1日大人$20、子ども$15）もできる。太平洋の眺望が望める、インフィニティプール「カ・マカ・グロット」からのサンセットは、筆舌に尽くしがたいほどに美しく、ディズニー映画のヒロインになった気分が味わえるかも!?　ジャグジー機能が付いた温水プールは、いつまでも入っていたくなる心地よさだ。落ち着いた時間を過ごせる、大人向けのプールもきちんと用意されているホスピタリティにもしびれてしまう。

そう、たかがプールと侮ることなかれ。1日ではとても遊びきれなかったりする。さらに、リゾート目の前にはラグーンに囲まれた白砂のビーチもある。どこもかしこも魅力的で、どこに陣地を構えていいのか頭を抱えてしまうほどだ。



プールやビーチで遊び尽くした後は、ディズニーが手掛ける初の直営スパ「ラニヴァイ・ディズニー・スパ」（以下、ラニヴァイ）へ。ハワイ語で「真水の天国」と名付けられたラニヴァイには、ハワイ伝統のロミロミや指圧とヨガを組み合わせたマッサージなど、合計150以上ものトリートメントコースがあり、宿泊客だけでなく、ハワイ在住の日本人の間でも「自分へのご褒美」として人気が高い。

ラニヴァイに行くと告げると、多くの人から、「予約時間の1時間前には受付をすませるべし」とアドバイスされたけれど、行ってみて納得。スパ内の屋外ハイドロセラピー（水治療）・ガーデンには、温水のジャグジー、6種類のレインシャワー、ジャグジーバスのほか、このまま熟睡してしまいたくなる極上の寝心地のデイベッドも用意されている。ランチをデリバリーし、ここで1日を過ごすゲストもいるとか。受付をすませると、目を閉じて、木の器の中から、小石をひとつ選ぶように促される。「Love」「Harmony」「Listen」など、ハワイ語と英語で石に描かれた文字がこの日のテーマ。さらに、文字を確認したあと、スパ内にある幻想的な泉に石を返すという、ラニヴァイならではの演出が、非日常へと誘ってくれる。施術ルームには、「虹」をテーマにした名前が付けられていたり、施術後はシュガーベースのスクラブをプレゼントしてくれるなど、ここでも至るところにディズニーのホスピタリティが感じられる。リラクゼーションルームに供えられた、スイーツはリゾートのパティシエが作っているとあり、こちらも必食だ。 （text aya hasegawa）

アウラニ・ディズニー・リゾート & スパ コオリナ・ハワイ

住所：92-1185 Ali'inui Drive Kapolei, HI 96707
Tel:808-674-6200

取材協力・写真提供＝ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル（www.disneyland.jp）
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