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 米国が2006年以来となる利上げに、12月ついに動くとの見方が増えている。しかもその利上げは始まりに過ぎないとの見方が基本なのではないか。果たしてそうなのか。

 米国は現在、ゼロ金利政策を続けている。その意味では、最初の利上げはゼロ金利解除になる。

 日銀が先進国史上初のゼロ金利政策の解除に動いたのは2000年8月だった。それは結果的には新たな利上げの始まりにはならなかった。日銀は、解除から約半年後、逆にゼロ金利を復活させるところとなったのである。その意味では、日銀のゼロ金利解除は、当面における利上げの終わりだった。

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 では、なぜ2000年の日銀のゼロ金利解除は、利上げの「始まり」ではなく「終わり」になってしまったのか。それは、当時はITバブル破裂の最中であり、株価暴落が広がったことが大きかっただろう。

 では、仮に米国が12月ゼロ金利解除に動くなら、それは利上げの「始まり」なのか、それとも逆に「終わり」になる可能性もあるのか。それは、中国をはじめとした世界的な株価不安の展開が重要な目安になるのではないか。(了)

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【吉田 恒氏】
1985年、立教大学文学部卒業後、投資情報会社の代表取締役社長などを経て、2011年7月から、米国を本拠とするグローバル投資のリサーチャーズ・チーム、「マーケットエディターズ」の日本代表に就任。国際金融アナリストとして、執筆・講演などを精力的に行っている。また「M2JFXアカデミア」の学長も務めている。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊など大相場予測をことごとく的中させ話題に。「わかりやすい、役立つ」として、高い顧客支持を有する。
著書に『FX7つの成功法則』(ダイヤモンド社)など

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