日本は終始ゲームを支配。後半は膠着状態が続いたが、87分の吉田のゴールでダメを押した。

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 ロシア・ワールドカップ・アジア2次予選のシンガポール対日本は、11月12日にシンガポールのナショナルスタジアムで現地時間の19時15分(日本時間20時15分)から行なわれ、日本が3-0で快勝した。

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 日本のスタメンは、GK西川周作、DFは右から酒井宏樹、吉田麻也、森重真人、長友佑都が並んだ。ボランチには長谷部誠と柏木陽介が起用され、トップ下には香川真司に代わって清武弘嗣が入った。3トップは、右サイドに本田圭佑、左サイドに武藤嘉紀、中央に2010年以来の先発となる金崎夢生が名を連ねた。
 
 試合は大方の予想どおり、自陣にブロックを築き守備を固めるシンガポールに対し、日本が主導権を握る展開となった。6分には武藤のクロスに本田が折り返し、金崎が飛び込んだが惜しくもボールには届かなかった。
 
 そして16分にはセットプレーからチャンスを掴む。清武のFKのこぼれ球を本田がヘッドで押し込むが、シンガポールGKのイズワン・マフブドのファインセーブに阻まれる。直後の吉田の振り向きざまのシュートにもイズワンが立ちはだかった。
 
 しかし20分、日本は本田のクロスを武藤がヘディングで落とすと、金崎が胸トラップから左足ボレーでゴールネットを揺らす。日本が先制に成功し、1-0でリードした。
 
 さらに26分、ペナルティエリア内に侵入した清武の折り返しを再び武藤が身体を張って落とすと、本田が左足でシュートを叩き込み2点目を奪う。多くのシュートを浴びせながら、なかなかゴールを割れなかった前回対戦の展開とは一変し、日本が幸先よく2点を先行する。
 
 日本はその後も武藤の突破や清武のパスを起点にチャンスを作り出すものの追加点はなく、2-0で前半を折り返している。

 メンバー交代なしで後半に入った日本は、立ち上がり早々の47分に決定機を迎える。金崎の力強い突破から左サイドに展開すると、武藤が中央へクロスを送り込む。これを本田がヘディングで狙ったものの、シュートはバーの上を越えてしまった。52分には本田のループパスに抜け出した武藤が右足で狙ったが、シュートはゴール右に外れた。
 
 チャンスを決めきれない日本は65分、この試合で初めてのピンチを迎える。森重が中盤で相手FWを倒してFKを与えると、そのフィードを相手に頭で合わせられ、あわや失点かという場面に。シュートはわずかにゴール左に外れ、事なきを得た。
 
 そして70分、日本はこの日2アシストの武藤に代えて宇佐美貴史を投入。75分には清武に代えて香川を投入する。
 
 ふたりの投入で再びリズムを掴んだ日本は、ミドルシュートでゴールを狙う。77分に柏木、78分には宇佐美が積極的に打っていくが、いずれもゴールネットを揺らせない。80分には長谷部のクロスを受けた金崎が右足でゴールに叩き込んだものの、これはオフサイドの判定でノーゴールに終わった。
 
 日本は82分に本田に代えて原口元気を投入。後半、なかなか追加点を奪えなかった日本は87分、CKのこぼれ球を宇佐美が右足で鋭いシュートを放つと、これが吉田の足に当たってそのままゴールネットを揺らした。

 試合はそのままタイムアップ。日本が敵地でシンガポールを3-0で下し、グループ首位の座を堅持した。