写真提供:マイナビニュース

写真拡大

アドビ システムズは、同社のコーポレート・コミュニケーションブログ「Adobe Japan Corporate Communications Blog」にて、データ管理プラットフォーム(DMP)である「Adobe Audience Manager」において、新たなデータ交換を可能にする「Audience Marketplace」を発表した。

「Audience Marketplace」は、企業が持つオンラインとオフラインのデータを統合し、ビジネス要件に合わせたオーディエンスセグメントを構築して広告出稿やターゲティングの最適化を実現する同社のオーディエンス管理ソリューション「Adobe Audience Manager」で新たなデータ交換を可能にするもの。広告主と媒体社とをつなぐ専用のデータのマーケットプレイスとして、個別契約の手間をかけることなくセカンドパーティやサードパーティのデータの売買が可能になるという。

これにより企業は、自社にとって価値の高いオーディエンスセグメントを特定し、あらゆるマーケティングチャネルにおいて、ターゲットを絞りパーソナライズされたコンテンツを提供できるようになるということだ。データパートナーの広範なネットワークから価値の高いオーディエンスデータを大量に取得し、正確で効果的なインサイトを得られるため、データの流通に関わる手続きの煩わしさから開放されるとしている。

また、広告主と媒体社の拡張性によって正確なオーディエンスセグメントを確立できるよういなったのに加え、自社の所有するファーストパーティデータと他のソースから購入・集計した統計情報データを、セカンドパーティデータ(共有可能な他社のファーストパーティデータ)と統合できることで、例えば航空会社やホテルなど類似する顧客を持つ企業間で顧客のデータ交換が可能になるとのことだ。

Audience Marketplaceは、オーディエンスデータの販売と購入において、柔軟な価格オプションとシームレスで透明性の高いデータ共有を実現するインフラを提供するとともに、データ交換はオーディエンスセグメントの行動に関するインサイトをリアルタイムで提供し、マーケティングROIの最大化を図るとしている。

アドビのデータマネジメント部門ゼネラルマネージャーであるアミット アフジャ氏は、「Audience Marketplaceは、マーケットチャネル全体においてマーケターによるオーディエンスの管理、活性化、収益化の方法を再定義します。当社は、他社とは異なり、データ交換自体でデータを収益化しようとするのではなく、お客様とデータプロバイダーをつなぎたいと考えています。」と述べている。

(早川厚志)