Google Mapsがオフラインでもナビや検索が可能に。まずAndroid向けに提供

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Googleは、地図サービスGoogle Mapsのオフライン機能強化を発表しました。

従来もオフラインでの利用は限定的に可能でしたが、今後は前もって地図をダウンロードしておくことで、通信が届かない場所でもナビゲーションや検索機能が使えるようになります。

従来からGoogle Mapsで使用できたオフライン機能は、ダウンロードした地図を名前をつけて保存するなど操作も煩雑だった上に、今どこにいるかの位置情報が分かるだけで、利用できる機能は限定的でした。

今回のアップデートでは、地名で検索してオフラインボタンを押すだけで地図のダウンロードが完了します。片田舎の道路や地下といった通信状況が悪い、あるいは電波が届かない場所では自動的にオフラインモードに切り替わり、道案内のナビやお店の営業時間、ユーザーの評価などをオンラインと同じ感覚で閲覧できます。

大きなデータ課金を防ぐため、デフォルト設定では地図データはWi-Fi接続時のみダウンロードされます。設定を変更すれば、LTEや3G回線でもダウンロードできるかもしれません。

使い方としては、海外出張や旅行に行く前に、事前に地図をダウンロードしておき、現地での高価なパケット代を節約するのが現実的でしょう。

もっとも、日本国内では地図ライセンス契約の制約から、以前からオフライン利用はできず、それは今回も同様。当面は英語版のみで提供する機能としており、日本語版での提供は未定です。

Googleによると、地球上の約60%はネットが接続できない環境にあるとのこと。都市部では自動運転カーを運用し、発展途上国ではGoogle Mapsのオフライン機能で、地表をあまねくカバーすることがGoogle の野望の一つと言えそうです。

強化されたオフライン機能は、まずはAndroid版のみに提供。近日中にiOS向けにもリリースされる予定です。