Doctors Me(ドクターズミー)- かゆくてたまらない蕁麻疹!原因となる食べ物は!?

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蕁麻疹(じんましん)の原因となる食べ物にはどんなものがあるのでしょう。また、実は食べ物による蕁麻疹は運動や花粉症とも密接な関わりがあるそうなんです。 今回は食べ物が原因の蕁麻疹について、医師に詳しい話を聞いてきました!

蕁麻疹の原因として多い食べ物は?

【原因になりやすい食べ物】
卵、牛乳、小麦、甲殻類(エビ・カニ)、魚類、果物類、そば、落花生、魚卵、大豆が代表的です。

その中でも、そば、落花生は重篤な症状をおこす報告があり、特に注意が必要とされています。

【鮮度のよくない青魚】
鮮度の低い青魚(サバなど)にはヒスタミンという物質が多く含まれ、このヒスタミンによりアレルギーに似た症状の食中毒で蕁麻疹が出ます。これは体質によるものではなく、誰にでも起こり得ます。こうならないために、新鮮な魚を早めに食べること、再冷凍は避けることが重要です。また肉類(豚肉など)、タケノコ、ほうれん草などでも同様に蕁麻疹を起こすことがあります。

食べた後、運動すると蕁麻疹が出やすくなる!?

食べ物だけでは蕁麻疹は出ないけれども、原因となる食べ物を食べた2〜3時間以内に運動をすると蕁麻疹が出るという体質の人もいます。原因になる食べ物は小麦、エビなどの甲殻類が多いようです。
・原因となりそうなものは食べない
・食べてしまった場合は3時間は運動しない
運動中に皮膚のかゆみや蕁麻疹が出た場合はすぐに中断して病院を受診しましょう。

また、特定の食べ物と鎮痛薬で、蕁麻疹がでることもあります。原因になりそうなものを口にしてしまった場合、鎮痛剤の服用にも注意が必要です。

花粉症から食べ物のアレルギーが予想できる?

蕁麻疹は原因となる物質(花粉や食べ物)に含まれる抗原という部分を認識してアレルギー反応を起こすことで出ます。そして、全く異なるものでにも共通の抗原をもっていることがあります。スギアレルギーがある人はトマトを食べると口の中がピリピリ感じたり、蕁麻疹が出やすかったりします。このように、花粉に対し同じ抗原を持つ食べ物はかなり多くあります。食べ物のアレルギーを予想する際の参考として考えてください。

【シラカバ】りんご、洋ナシ、もも、さくらんぼ、アーモンド、キウイ、セロり、にんじん
【ブタクサ】メロン、スイカ、ズッキーニ、キュウリ
【ヨモギ】にんじん、セロリ、マンゴー
【カモガヤ】小麦、ライム麦 とうもろこし
【スギ・ヒノキ】トマト
【プラタナス】ヘーゼルナッツ、りんご、ピーナッツ
【ゴム(手袋等も)】バナナ、キウイ、クリ、アボカド、マンゴー、トマト 

花粉症と食べ物のアレルギーの関係は、確定する物ではありません。スギアレルギーだから必ずトマトで蕁麻疹が出るわけではないのです。また食べ物は加熱調理すると影響が少なくなるともいわれています。

【医師からのアドバイス】

蕁麻疹の予防には、原因となる食べ物は避けることが大事ですが、成長過程にある子どもは、必要以上に食べ物を制限して栄養不良にならないよう十分に配慮しましょう。小児科の先生と相談して避けるべき食べ物を必要最低減にして、加熱することなどで、なるべく多くのものを食べられるよう工夫してみてください。
(監修:Doctors Me 医師)