スポーツ振興功労により旭日小綬章を受章した青木功が、10日(火)に国立劇場で行われた伝達式に出席。天皇陛下に拝謁後、都内で記者会見を行った。青木は、平成27年秋の叙勲でスポーツ分野における旭日小綬章を受章し、男子プロでの叙勲は1991年の安田幸吉(勲三等瑞宝章)、1992年の中村寅吉(勲四等旭日小綬章)に続く3人目となった。
岸田外務大臣から祝福の花束をもらう青木功
 モーニング姿のまま会見場に現れた青木は、照れくさそうに報道陣の前に立つと「正直言ってこういうものを貰えると思わなかった。もらっていいもんかわからないけど、みなさんの応援と助けがあってもらえたと思っているよ」と笑顔で関係者への感謝を口にした。
 中でも気持ちを込めたのが、チエ夫人に対する言葉。「彼女が自分のわがままを通してくれた。この勲章は半分は女房にかけてやりたいね。彼女が言わなくてもいいことも俺のためにかぶってくれたし、こんな俺に尽くしてくれたしね。口うるさいけどね(笑)」。会見場に呼びこむと、勲章をチエ夫人につけて「愛妻です。キスでもしたいくらい」と改めて紹介。周りは暖かな空気に包まれた。
 これにはチエ夫人も「後悔しないようにと、功さんと一緒になった時に思いました。いろんなことを求めずに、彼が好きなことを好きなだけやればいいと思っていた。それに関して彼が言うように口うるさかったと思う」とここまでの歩みを振り返った。青木のアプローチの調子が悪いと見るや、バケツ一杯のボールを打たせてはっぱをかけたというエピソードも披露され「男の人が女房のいうことを聞くのは大変。聞いてくれたのはありがたいです」と語った。
 改めて勲章を受けたことについては、「今も自分がもらっていいのかなという感じはある。それが正直な所。それに恥じないようにと言っても、どうしたら良いかわからないし、今まで通りやるしかない。それがかえって青木功というものを出せるんだと思う」とコメント。「ゴルフができなくなる時は必ずくるけど、あの時ああしていれば良かったとか悔いは残したくない。自分でいけるだけいきます」と今後のゴルフ人生を見すえた。
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