シンガポールとの再戦へ…本田「やりにくかった印象はある」

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 12日のW杯アジア2次予選・シンガポール戦に向けてシンガポール入りした日本代表が9日、現地で初練習を行った。前日8日に試合のあったMF香川真司(ドルトムント)、DF長友佑都(インテル)を除く21人が集合。気温30度を超える東南アジア特有の蒸し暑さの中、軽めの調整で汗を流した。

 練習後にはFW本田圭佑(ミラン)が報道陣の取材に対応。ミランでは7試合連続のベンチスタートとなっており、最近5試合で合計35分間の出場にとどまっている。「コンディション維持(のやり方)は当然違う。試合に出ていないと、簡単ではない」と認めるが、「これだけベンチに座った経験がないので、いい経験になっている。ベンチに座っている人の気持ちも分かってきた」と冗談めかして語るなど、必ずしも悲観的にはなっていない。

 シンガポールとは6月16日に埼玉スタジアムで対戦し、0-0の引き分けに終わった。ホームでのアジア2次予選初戦でまさかのスコアレスドロー。シュート23本を浴びせながら、相手GKの好セーブもあり、1点が取れなかった。

「やりにくかった印象はある」と、5か月前の一戦を振り返る本田だが、ハリルホジッチ監督が「我々自身のリベンジ」と位置付ける一戦に向けて「自分自身はそこまで深く意識はしていない」と淡々と語る。

「前回は真ん中に人数をかけられていたのに、真ん中から強引に突破しようとしていた。幅を出せなかったことが唯一の反省点だった。今度は相手のやり方を見て、幅を出したほうがいいのか、出さなくていいのか。サイドバックとの絡みも含めて判断してやりたい」

 シンガポールを過剰に意識することはないが、勝たなければならない相手であることに変わりはない。「前回はうまく守られた。いかにそれを打ち破るのか。前回の反省を生かして、しっかりゴールが取れれば」と誓っていた。

(取材・文 西山紘平)


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